産後ウツから自分の人生への自立へ j.2 | ハピネス・リリー

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ひとりひとりのお名前の特徴と魅力や手のひらからの資質や心のもち方を読み取り、更なる運気アップと、より良い家族関係のコミュニケーションに役立てて頂きます。

心に寂しさと不安を抱えたまま
成長した私は、早くこの状況を抜け出し
誰よりも幸せになりたいと夢見ていた。

願いが届き、
おとぎ話のように、
白馬の王子が現れ
めでたし、めでたし、で
ゴールインの結婚☆

絵本の中では、幸せが続くはずの結婚生活が

現実世界では、毎日、舞踏会やパーティーがあるわけでなく
平凡な日常の中で、日々の生活を過ごしていくことになる。

色々、苦労を重ねた人や学びが深い人なら平凡な生活を
もっとも幸せだと感じ、感謝の日々を送るのだが、

輝くような日々を夢見ていた幼き私は、
世間でいう、幸せの絶好調の中で、
大恋愛・結婚・出産の連続の中、
家の中で一人、産後ウツになっていた。

そこで、自分が望んだ幸せの絶頂の中で、
幸福感を感じられない私は、
これから先も幸せを感じることは、出来ないだろうと
悲観し、育児との疲労も重なり、産後ウツと不眠で、
姉の嫁ぎ先の田舎に行き、
その日本海の白波の中へ身を投じることで、
苦悩の日々を終了させようと思ってしまった。
ただ、苦しさから楽になりたいと、

あと一歩踏み出そうとした
その瞬間に、心の声が聞こえた、
「本当にそれでいいの?」
「本当は、どうしたいの?」
私は、自分の声に真剣に考えた。

私は、私のままで、誰に愛されずとも
周りからどんな非難も受けようとも
「自分の人生を自分のために生きてみたい。」と思った。

生まれた時から役割も持たず、役に立たないことに悲観し、
自ら家庭を持っても、その中で、自分の自信のなさが
他人の目のように自らを否定し、
常に周りからの評価を気にする私が嫌になり、

そんな自分や人生を、
「もう、誰に何を言われようとも
ここで一度死んだのなら、
死んだ気になれば、怖いものもなく、
なんでも出来る、誰かのためでなく、
自分のために残りの人生を生きてやる!
誰かが無責任に非難や否定しても
誰も私の人生を変わってくれない。
ならば私が私の一番の味方になって、
常に自分を応援して、自分の人生を生き抜いてみせる。」
自分で自分を嫌わずに愛し続ける決心と覚悟をした。

私のその時の本当の願いは、幼き私に過保護のように
過干渉に私と息子を取りまく姑からの圧力からの脱出だった、
なので、願いは、
「動物の世界のように、母と子だけの
我が子との二人だけの外野のいない生活がしたい。」だった。

なので、世間でいう結婚・出産で恵まれた結婚生活で
苦痛を味わった私にとって、
母子家庭での息子と二人での生活は、
貧しくとも私の中では、自分で生活し、
本当の意味での自立と、
自分の働いたお金で、生活出来ることだけで、
自分一人でも生きていける自信となり喜びであった。

そして私が求めていた愛情も与えられる側から
我が子に与える側にシフトチェンジしたことで、
愛を求めていた時よりも
愛を与える方が数倍充実して満たされ
自分の中から愛情が溢れる実感が出来た☆

「愛は求めるよりも与えよ」なのですね。

産後ウツになり、子育てが苦手なはずの私が
本当は、子育てが大好きで、
我が子にいつも守られ、
我が子がいることで人生を楽しむことが出来ている。

だから、子育てに悩んでいるママたちに
私のように苦しまず、
私が経験した気づきと、色々な方からの学びの中で
どんどん子育てが楽しくなっていったように
我が子に愛情をたっぷり注ぎながら
またその溢れた愛で、子どもたちからも
愛をもらい、幸せの循環をしてもらいたいと願っています♡

子育てって大変だけど、
母親だから乗り越えた時に
子どもと一緒に喜び
最高の幸せを味わうことが出来るよね☆