ずいぶん前の面会交流日

帰宅した我が子から聞いた。



「お父さんのお家、穴が目立たなくなってたよ」



ほほーう。いよいよ直したんだな。



私があれだけどうにかしてほしいと頼んでも

私があれだけ自分でどうにか穴を塞いでも

なーんにも行動しなかった元夫。



子供にビックリさせまいと

私なりにどうにかしてきた壁や扉の穴たち。



だけど最後に開けられた壁の穴は

もうどうにもこうにも塞ぐ気にならなくて

そのままにしていた。

(どのみち子供にも誤魔化しがきかなくなってきていたし)



私と子供が出ていき

元夫だけが住み続けているあの家。

毎日毎日目にする穴。



自分が気になって

自分が直したいと思ったから

自分の為に直した。



業者を呼ばないのは

誰がどう見てもDVだとわかるから

プライドが邪魔しているのと

何より無駄なお金をかけたくないのだろう。



私や子供の為に自分で直すことは

一度だってなかった人。



自分の為にしか行動できない。



相変わらず過ぎて滑稽だよ。