前回のblogとは真逆で

人の優しさに触れた時の話。



まだ我が子が赤ちゃんだった頃。

駅を降りてエレベーターを探していたら

ベビーカーに乗っていた子供がぐずって

仕方なく抱っこ紐に切り替えた。



子供はご機嫌になったものの

エレベーターを見つけると長蛇の列で

急いでいた私はベビーカーを折り畳み

担いで階段を上ることにした。



抱っこ紐には我が子

背中にはリュック

右手にベビーカーの状態で

階段を上り始めたその時



後ろから2人組の青年が走ってきて

「持ちますよ!」と

私の返事を待たず

ベビーカーを奪い去り

物すごい速さで階段を上って行った。



私も階段を上り切りお礼を伝えると



「ウィッス!」



青年達は颯爽と去っていった。











かっこいー!


なんて爽やかなの(ハート)



惚れちまったぜ。



こちらが気を遣って断るという

余地すら与えない。



あまりにスマートで一瞬だった。



断られたらどうしようとか

余計なお世話だったらどうしようとか



そんな事は考えず
ただ目の前の困っている人を
一目散に助けるという迷いのない振る舞い


いわゆるイマドキの

たぶん高校生〜大学生くらいの

2人の青年。



一瞬過ぎて顔なんてほぼ見えなかったけど

爽やかな笑顔とシュッとした佇まいに

後光が差していた事は間違いない。



やっぱり性格や生き様は

顔つきやオーラに現れる。



世の中捨てたもんじゃないな。



こんな風に我が子も育てたい。

まだまだ育児頑張ろう!



あの瞬間、強くそう思った。



きっと一生、忘れない。