私は小学生になるまで
おねしょが治りませんでした。


悪い子だったんです

知っていたんです

今、布団の中でしているということを



母は、おねしょシーツを布団に敷いたり
寝る前は飲み物を飲まないように
対策をしてくれていました。

それでも私がおねしょをする理由・・・

トイレに行きたくて夜中に目を覚ますと
家に誰もいないから、です。


狭いアパートでしたが
泣きながら母を探し
誰もいないことを知ると怖くなり
布団に潜り泣き続けるのです。

そうこうしているうちに
我慢できなくなってしまい
怒られると思いながらも
布団の中でおしっこをしてしまうのです。


おねしょが治ったのは
後に祖父宅へ引っ越ししてからのことでした。