体外受精のため、本日ついに採卵当日を迎えました。

保険治療だから静脈麻酔を打てず、局所麻酔のみ。

局所麻酔の痛みも気になるし、その後麻酔がしっかり効くのかも不安でした。。


結果、局所麻酔は全く痛くなくて刺したことすら分からないレベルでしたが、本番の採卵のほうはズキーーンと痛くて「痛い!」と騒ぎ、泣きました。。


これから採卵の方に参考になればと、流れを書きます。。


【採卵の流れ】

8:30 夫婦で受付

夫は別室で採精。(家から持ってくるより、クリニックでとるほうが精子の質に影響が出ないらしい)


8:40 裸になりペラペラの不織布のガウンに着替えてリカバリールームへ。


8:50 点滴を打ってもらい、待機。私は3番目とのこと。人生初の点滴で、皮膚に食い込んで結構痛い。これは採卵中もつけてるのか聞いたら、そうだと言われてガーンとなった。


そして採卵の痛みが不安すぎて、麻酔がどれくらい痛いのか、麻酔が効かないことはあるのか?と看護師さんに質問したところ、「麻酔は4箇所刺すのでチクっとはする。麻酔が効かない人はあまりいない。でも麻酔が届きにくいところは痛いかもしれない」とのこと。


痛み止めの座薬を最初から入れてもらえないか聞いてみたら、採卵に影響するかもしれないので、採卵後で良いかと言われて承諾。

順番が来るまで待機。


9:00 点滴があまりに痛いのでナースコール。笑(入院経験がないので、ナースコールも初の経験。笑)

器具が皮膚に食い込みすぎてたみたいで、直してもらったら痛くなくなった。一安心。


9:20 順番が次なので、トイレに行くように言われる。その方が採卵がしやすいらしい。


9:30 順番がきた。

オペ室には看護師2-3名、医師3名くらい?

名前と生年月日を伝えて、台に横になり、腕や足を台にとめてもらい、胸に色々心電図みたいなのをつけられ、準備。


ピッ、ピッ、ピッ、と、ドラマでみるオペ室の音になんだかドキドキ。


看護師さんが側についてくれて、「今から消毒しますね」とか今何をやってるのか耳元で教えてくれた。

「局所麻酔、今から4箇所打ちますね」と言われたけど全然痛くなく、刺さってるのすら分からなかった。「全然痛く無いです」と言ったら看護師さんも驚いていた。点滴の方がよっぽど痛かった。笑


そしていざ採卵。

こちらは、卵胞に刺すたびに下腹部に生理痛の強いバージョンのズキッとした痛み。痛く無いときもあれば、痛い時もあって、3回くらい「イタッ」て言ったしまった。腰にビーン(ズーン?)と痛みが走る時も2回くらい。涙も出た。汗もかいていた。


横のモニター見ながら、看護師さんが「卵胞がたくさん育ってますね、卵胞が吸われていくの見えますか?」と教えてくれた。

「はい、見えます」とか答えながら、たまに「イタッ!」って言う感じ。笑


看護師さんがずっと腕さすってくれて、鼻から吸って口から吐いてーと言ってくれて、痛みが紛れた気がした。「ひーーふーーー」とずっと息してて、出産かよと心の奥で我ながら突っ込んだ。笑


「奥の方が、ちょっと痛いみたいですね」と言われた。麻酔が届きにくかったんだろうか。


「これで片方終わりましたよ」と言われた時は、「まだ片方だけか!!」と思った。


でももう片方のほうが少なかったのかな、こちらの方が短い時間で終わった。こっちも2回くらい痛い瞬間があって、「イッ。。」と悶えてしまった。


私があまりに痛がるのを見かねてか、医者も「次で最後の一個ですから、もう終わりますよ」と言ってくれた。


局所麻酔、効いてたのかなぁ。。。


前に、歯医者で親知らず抜いたときも局所麻酔きいてなくて痛すぎて途中で麻酔追加してもらって、それでもあんまり効かなかったんだよなぁ。


9:45 終了。


終わってからも生理痛のような鈍痛。痛み止めの座薬入れてもらった。20-30分くらいで効くらしい。座薬も人生初。これは2秒くらいで入れてくれて、違和感はあるものの痛くはなかった。

お腹の痛み軽減できるのでと、湯たんぽも持ってきてくれた。

局所麻酔痛くなかったことには驚かれて、「もしかしてお酒強いですか?関係あるかわからないですけど」と言われた。

お酒は強い方なので、関係あるのかな。


麻酔が効きにくいのは体質なのかな。。

生理痛は普段全然無いほうなのにな。しんどかったなぁ。


10:15 まだ休むか聞かれ、休むと回答。採卵直後よりはマシだけど下腹部鈍痛。


11:00 治まってきたのでリカバリールームを退室。


その後内診で、膣に入れてたガーゼを取ってもらい、「内出血はしてませんね」とのこと。


診察では、取れた卵の数発表。

その数なんと、26個…。🥚


周りの友達は3-9個くらいと言っていたので、びっくり。卵巣刺激しすぎたんじゃないかね…。


これだけ多いと未熟卵も多いだろうとのこと。

数が多くてかさばって、奥の方が麻酔効きにくかったのかなぁ。

(後日編集: 卵巣には痛覚が無いらしく、痛いのは手前の膣のほうなので、麻酔が効いてないのは何故なのか謎のまま…。)


↓膣の壁を針で通って、卵巣に刺します

(こちらからお借りしました)
https://hugkum.sho.jp/203798



そして精子の状態が良くなく、もともとは「ふりかけ法と顕微受精の半分ずつ」と言われていたのが顕微受精オンリーとなった。


卵だって、質の高い卵が一体どれだけあるのか。。

分かるのは一週間後。


現在19時ですが、まだ生理痛のようなかすかな痛みあり。


土日ゆっくりして治していきたい。。。