♪'○を使ってハーブの蒸留！

こんにちは^＾手作りコスメ教室、リールエナチュールの小原弘美です

ナードの農場研修がいよいよ明後日に迫ってきました

朝早くに千葉から甲府まで行ける、特急のあずさ3号(おしい！2号じゃなかった(笑))に乗り込む予定です

農場研修は、無農薬ハーブの摘み取りや蒸留機と分析機の説明、精油の残留農薬の現状やハーブウォーターを使った実習などなど、たっぷり盛りだくさんの内容。

行ってきた方たちによると、まさしく大人の遠足とのことなので、かなり楽しみです

「ハーブウォーター」というのは、植物を蒸留したときに精油と一緒に作られる水溶液のこと。

「フローラルウォーター」という名前なら聞いたことのある方も多いのでは？

精油の成分を0.0006～0.55％とごく微量ながら含んでいて、そのまま化粧水としてはもちろん、飲用、湿布、入浴剤、ルームスプレー、リネンウォーターなどとしても使うことができます

精油成分がほんのちょっとなのに、香りはしっかりあって、実験により作用も確認されているので、精油は難しそうでちょっと…と精油を使うのをためらってしまう方にも良いですね

含有量に幅があるのは、精油成分によって水に溶けやすいものとそうでないものがあるからです。

こちら、ナード・アロマテラピー協会が出しているハーブウォーターのハンドブックでAmazonなどでも購入できます。

34種類のハーブウォーターと3種類のブレンドウォーターか掲載されていて、それぞれに含有成分や活用方法も紹介されているので結構便利

副題の「新時代のアロマテラピー」が表している通り、今でも研究が進められている新しい分野なのですよ～

さて、このハンドブックに面白い内容があるのです。それが鍋を使ったハーブの蒸留方法

1.鍋に精製水とすのこを入れ、すのこの真ん中にビーカーを置きます。
2.ビーカーの回りにフレッシュハーブを敷き詰めます。
3.鍋蓋を上下逆さまにして蓋を閉じ、火にかけて蒸留します。

というもの！なんと、鍋で！

蒸気になった水が、鍋の蓋について冷やされ、真ん中のつまみを伝ってビーカーに溜まる、という仕組みです。

ビーカーは耐熱性のものなら代用できそうですね(道具類はすべて消毒で)

書いてないですが、ハーブはだいたい鍋の半分くらいかな？精製水はハーブに触れないようにしてください。

もし精製水を500ml入れるとすると、半分の250
mlのハーブウォーターが採れれば良いと思います。つまり50％くらい。

うちには一応蒸留機があるのですが、こちらの方が手軽にできそうですね～(笑)

ちなみに、蒸留したハーブウォーターは最初の1/3のものを「ヘッド」と言って、最も良質とされます。

次第に質が落ちてしまうので、あまり長く蒸留しなくて良いと思います。

また蒸留の条件(火力、気温など)でも品質が異なります。

試してみよう！と思ったあなた(笑)ぜひチャレンジしてみてください

ではでは！今日も感謝の一日を～