昨日の夜はアマゾンプライムでこちらの映画を見ました。

『女神の見えざる手』




久々のヒット‼️

素晴らしい映画でした。


利権が絡む政治の世界。正面から正しいことを主張したところで、勝ち目はない。


若いときには、この事実を知らず、知ってからもなかなか受け入れられませんでした。


何が正しいのか、何がみんなのためになることなのか。
私は、政治は、純粋に、そういう考えで行われるべきだと思っていました。
それは幻想なのだと大人になってから分かりました。

それを知ったときは、ショックでした。

日本でもそうかもしれませんが、世界中どこでも、それは同じ。


正義を貫くには正攻法ではだめ。

いろんな準備をして、裏で手を回し、用意周到に事を進めることが必要となる。


この映画は、そんな世の中で、自分を犠牲にし、正義を貫く、いわば、スーパーヒーローの姿を見せてくれた。


逆に言えば、ここまでしなければ勝つことができないのか、、、という思いもありますが。


実話ではないということで、こんなことは現実問題としては起こらないかもしれないし、やはり、幻想かもしれないけれど、この映画を通して、我々見るものに何か強い力で訴えかけてくる。
世の中を変えたければ、生半可な気持ちでは無理だということを。


まさに、エリザベス•スローンはヒーローです。


個人的にはとても素晴らしい、見応えのある映画でしたので、おすすめです。





(子供たちは、アメリカのロビー活動とか、政治のこととかが、分からず、ついていけないようでした。
Gでしたが、性的描写もあり、あまり子供向けの映画ではなかったです。
大人になってから、機会があれば見てほしいです。)