この養源院は
ややこしいですが…京の冬の旅 相国寺の塔頭の養源院ではありません

七条にある養源院です。
ここは 豊臣秀吉の命で自刃した秀吉の側室淀君の父浅井長政を供養するために 淀君が建立したそうです
しかし間もなく焼失。淀君亡き後、淀君の徳川家に嫁いだ妹 徳川秀忠の側室 お江 が伏見城の遺構の血天井も祀り 徳川家の菩提寺として再建し 現在に至ります


俵屋宗達の杉戸の像
お寺の 絵葉書よりお借りしました

堂内はお庭も全て写真は禁止でした。
俵屋宗達の襖や杉戸の絵は全てお寺の絵葉書よりお借りしました

唐獅子図
麒と麟で二つ合わせて麒麟というそうです
俵屋宗達はこの養源院の杉戸絵が原点となり 風神雷神図を書き上げたそうです
御朱印は書き置きしか無いそうです
また養源院は 鶯張り床になっていて 石川五右衛門が 盗みで侵入した際 鶯張り床が鳴いたため 御用になったそうです

松の木も 今にも踊りだしそうな 躍動感がヒシヒシ伝わる力強い絵で 間近で見て ワクワク

俵屋宗達はこの養源院の杉戸絵が原点となり 風神雷神図を書き上げたそうです

また、普賢菩薩の乗物の白象や文殊菩薩の乗物の獅子を書くことで 伏見城で自刃した者達の魂が安らかになるように願ったものと 言われています。
血天井は 座り膝を立て甲冑をつけたまま前向きに床に倒れた者、肩と腕を下にして息が尽きた者、苦しく手の指が床を引っ掻いた後などの血塗りの跡がくっきりと
残っていました。

でも 年々 その跡は薄くなりつつあるそうです。


養源院
京都市東山区三十三間堂廻り町
☎︎075-561-3887
拝観時間 9:00~16:00
定休日が年何回かあり 拝観時間変更日もあるので 問合せ下さいm(__)m
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