「簡単に恋愛に飛び込むな」、これが私からのアドバイスです。

 

 

あなた自身が全てを捧げられるほどに本気にならない限り、恋愛は開始するべきではありません。

 

 

 

では、「本気で人を好きになる」とは、一体何を意味するのでしょうか。

 

 

それは、自分自身よりもその人を優先できること、それが真実の恋愛の証拠だと私は考えています。

 

 

 

「彼が浮気ばかりしていたけど、彼が今までで一番好きだった」という女性がいます。

 

 

しかし、それは自分のモノにならないというジレンマが愛情を盲目にさせているだけではないでしょうか。

 

 

 

辛い扱いを受けると燃え上がる人もいます。

 

 

「こんなに苦しいなんて、私は彼が本当に好きなんだ」と思い込む。

 

 

その胸の高鳴りが脳内の快感ホルモンを活性化させる。

 

 

それが恋愛の盲目さというものです。

 

 

 

親しい人と一緒にいると、安らぎを感じるホルモン、セロトニンが分泌されます。

 

 

しかし、それが途切れると、禁断症状が現れます。

 

 

寂しさ、孤独感、切なさ。

 

 

これが浮気された時の胸の痛みの本質なのです。

 

 

 

その痛みを緩和するためには、再びセロトニンを分泌させる必要があります。

 

 

つまり、彼に尽くし、再び彼を振り向かせようとする。

 

 

それが、愛情の盲目さが生む行動です。

 

 

 

しかし、その結果、彼と一緒にいないと安心できなくなる。

 

 

そんなのは真実の恋愛ではありません。

 

 

 

駆け引き、我慢、妥協。

 

 

そんなくだらないことはやめましょう。

 

 

一人でも楽しく生きることが大切です。

 

 

そして、それをさらに楽しくしてくれる人と一緒になりましょう。

 

 

 

自分の中の理想の相手を固定することもやめてください。

 

 

それは自分を縛るだけです。

 

 

「年上の人じゃないとダメ」、「クールな人じゃないとダメ」

 

 

そんな理想は、恋愛においては無意味です。

 

 

 

「私はこういう人だから、このタイプの男性じゃないとダメ」

 

 

そんな考えを持つ人ほど、自分の理想とは違う人に一目惚れし、「彼だけは特別」と自己暗示をかけ、盲目的になります。

 

 

 

そして、その人が良くなかった時、その反動でますます深くハマる。

 

 

周囲が反対すればするほど、ますますその人に夢中になる。

 

 

それが恋愛の盲目さ。

 

 

まったく、恋愛は奇妙なものですね。