でも、何かこの少年犯罪者が気になり、突然場面が変わり現在に
こういう場面展開の妙も 読むのを読めさせないんだな
御子柴弁護士は、本当に”嫌な奴”に描かれます
そして岬検事もまた清廉潔白だけど 一癖も二癖もありそう
容疑者もまた何かありそうで
とこの主婦が何故、あっさり自白して 罰から逃れようとしないのか
そして、御子柴がなぜこの人の弁護をするのか
周りの人たちのことを描いているうちに、あっという間に裁判シーンへ突入
裁判開始後も、丁寧に事実を確認していく弁護士と裁判官、関係者達
そして裁判での戦い
もうあっという間でした
後これだけしかページないのに、どうなるんだと残りの本の厚さを気にしつつ
怒濤の展開
何となく、予想は出来ていた気はしましたが(前作の題名もあるし)
でも、やっぱり大どんでん返しでした
読まされたなぁ 引き込まれたなぁ
暗い、陰惨な 人間の暗闇を見せつけられるようなシーンが多いのですが
やはり ラストの やりきれないエンディングとその中に見える光が
読んで良かったと思わされるのでした
追憶の夜想曲/講談社

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豪腕ながらも、依頼人に高額報酬を要求する“悪辣弁護士”御子柴礼司は、夫殺しの容疑で、懲役十六年の判決を受けた主婦の弁護を突如、希望する。対する検事は因縁の相手、岬恭平。御子柴は、なぜ主婦の弁護をしたのか?そして第二審の行方は?