- 藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。高校生の理帆子は、夏の図書館で「写真を撮らせてほしい」と言う一人の青年に出会う。戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。そして同じ頃に始まった不思議な警告。皆が愛する素敵な“道具”が私たちを照らすとき―。
- 凍りのくじら (講談社文庫)/辻村 深月
- ¥820
- Amazon.co.jp
初・辻村作品でした
挑戦したいと思いつつ、買いそびれたり、図書館で借りそびれたり
予約してみてもなかなかだったり
先日、図書館でふと文庫が残っていて!!
なんか、上り調子出ないときに、落ちそうな話はなぁ、、なんて
ちょっと根拠のない先入観があったのですが
これが、結構、いやかなり、私のツボだったようで一気読み
ドラえもんを狂言回しのように使い
これが、章ごとに興味深く使われていたのが○
なんだか、思春期の憂いみたいな感じかと
やはり出だしは、懸念していたのですが
それだけでなく、決して明るい話ではないし
内省させられるような内容なのですが、前向き
そして、構成が上手、私好み
ファンタジーっぽいけど、それだけではない
辻村作品を読み進めようと思わせる作品でした