夏の息吹が満ち始める山間の学園の奥の奥。高い塔の上も、濃い緑に覆われていた。さらに、その一角には、極彩色の宝石のような、甘いお菓子が絨毯のように敷き詰められ―中心に黄金色の姫・ヴィクトリカは静かに座っていた。時が刻む歯車の音に、静かに耳を傾けながら。甘いお菓子を頬張りながら、残酷なる人の歴史を―混沌を彼女の“知恵の泉”が弄ぶ。それが、彼女に課せられた命だった…。聖マルグリット学園に存在するもうひとつの塔―時計塔で起きた密室殺人。それを追う久城一弥とヴィクトリカ。それは、かつてソヴュールに君臨した謎の錬金術師・リヴァイアサンと関係しているらしいのだが!?アブリルと久城、そしてヴィクトリカ。それぞれの想いが交錯し、徐々に学園に隠された謎が明らかになる…。歴史の裏に受け継がれる血塗られた運命とは?ゴシック・ミステリー第四弾。
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いや、錬金術師が出てきました。
そして怪しげな学園にある時計台が舞台
最高の舞台設定で、殺人事件がおきます。
それを解き明かすヴィクトリカ
義兄のドリル頭の貴公子ブロア警部の出番が少ないのが寂しいなぁ
でも、九条とのやりとりも微笑ましくって相変わらずいいです
そして今回、アブリルがヴィクトリカと出会って、ちょっと交流しちゃいます
教室にも現れてみるのですが、
でも、、、学園に溶け込んで、、という話にはなりそうもない
そう、
少しずつ少しずつヴィクトリカと学園の謎が解き明かされていく
そして、ドンドン話が政治的でキナ臭くなっていく
ブロア家やソヴィールの国の怪しげなこと
殺人事件と錬金術師の謎は、解き明かされますが
背景はドンドン大きなものに巻き込まれて
どうなるのか、、
続きが気になる気になる
角川文庫で読んできましたが、初版のほうに手を出そうかしら?