「シャドウ」 道尾秀介 | 遊んで働くアラフィフ母のブログ

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人間は、死んだらどうなるの?――いなくなるのよ――いなくなって、どうなるの?――いなくなって、それだけなの――。その会話から3年後、凰介の母はこの世を去った。父の洋一郎と二人だけの暮らしが始まって数日後、幼馴染みの亜紀の母親が自殺を遂げる。夫の職場である医科大学の研究棟の屋上から飛び降りたのだ。そして亜紀が交通事故に遭い、洋一郎までもが……。父とのささやかな幸せを願う小学5年生の少年が、苦悩の果てに辿り着いた驚愕の真実とは? 話題作『向日葵の咲かない夏』の俊英が新たに放つ巧緻な傑作!

道尾作品、私には合う合わないが結構別れるので

ちょっとドキドキしながら読み進めました。

しかも、今回も大どんでん返しがあるようなブログを読んでしまい

 最新の注意を払いつつ。


好みのタイプの作品でした。

凰介が語りの中心となるのですが、洋一郎が語ったり

 色々な人が語り手となり、お~これは惑わされそうな予感

そして、すれ違っていく事実

どこの部分で誰が嘘を言っているのか?

もう、ドキドキしてきます。


そして、このパターンのお話は最後で肩透かしを食うと非常に腹がたつ。

今回、途中で不幸なことに当てをつけた犯人が当たってしまいました。

ですが、、、

途中のそれぞれの主張やひっくり返されていく事実の描写が

非常に納得しつつ展開していくので

いや、面白かった!!


後味はよくはないのですが、

この展開の面白さに、また読んでしまうんですよね道尾作品は。

もちろん、「シャドウ」の意味も最後明らかにきちんとしてくれますから。