「ロマンス小説の七日間」 三浦しをん | 遊んで働くアラフィフ母のブログ

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あかりは海外ロマンス小説の翻訳を生業とする、二十八歳の独身女性。ボーイフレンドの神名と半同棲中だ。中世騎士と女領主の恋物語を依頼され、歯も浮きまくる翻訳に奮闘しているところへ、会社を突然辞めた神名が帰宅する。不可解な彼の言動に困惑するあかりは、思わず自分のささくれ立つ気持ちを小説の主人公たちにぶつけてしまう。原作を離れ、どんどん創作されるストーリー。現実は小説に、小説は現実に、二つの物語は内閣支持率のようにやがて重なる …のか? 注目の作家、三浦しをんが書き下ろす新感覚恋愛小説


いや、ちょっと楽しかったです。

某ハーレクィーンを意識したロマンス小説部分

 そして、現実の翻訳家部分

翻訳しているのに、現実に左右されて翻訳が原著から逸脱


ありそうで、あまり読んだことのない設定で

これを、しをんさんの文章で、勢い良く読ませてくれます。


いやぁ、本当にあかりちゃんが見えるところでテンヤワンヤになってるようで

 心配してさしあげたくなるような臨場感。

そして、彼氏の神名もお父さんもいい味だしてますし。

まさみちゃんもちょっと嫌な女っぽい感じでしたが、なんだか実生活が明らかになって

 可愛い子ぶってるだらしない女の子で、実はいいやつ?みたいですし。


ロマンス小説も、あかりちゃんの現実生活も、さぁてあとはどうなりますやら?

ってところで終わっているのも、いい感じでございました。


明るい しをん作品でした。