今となっては仕事のうえで指導することもあるんだけど
自分だって立派な新人だったかと言われたら
否です。
アンプルを握りつぶし、報告もアセスメントも浅く、動きも遅く、それはそれはもう諸先輩に
矯正してもらい、今もなんとか無事に働いてるだけ。
あの新人は遅いとか、アセスメントが浅いと
聴くたびに、トラウマのように私の中のもう1人の「新人の私」が反応してしまう。
一生懸命やってるのにねー、カラ回るよね。
私もだよ。失敗しなくなるよ。
慣れたら。
「人間関係に慣れる」「環境に慣れる」「施行前にマニュアルどおり確認することに慣れる」「物品に触り慣れる」「手順に慣れる」「ダブルチェックすることに慣れる」「確実投与、効果に慣れる」「観察の大切さに慣れる」「わからなくなったときの対処に慣れる」「自分にわかりやすい勉強法に慣れる」
とにかく、試行錯誤しながらやり続ける。
そしたら、気がつけば、あれ?なにが苦しかったんだろって思うときがくる。
苦しかったのは「わからないことが、わからなかったこと」「何をどう調べたら分かるのか、わからないこと」「わからないことを先輩に聞きずらいこと」だったなーとおもいます。
だから、極力、「なんでも聞いていいオバさん」という顔で詰所にいます。
新人の皆さん、2年目、3年目のみなさん、
なんなりと話かけて下さいね。