紙幣
紙幣の始まりは「預り証」
遠隔地にいる商人と取引する場合、鋳貨を持ち運ぶのは不便です。
そこで商人は、その地域で大規模に商いをしている大商人に鋳貨を払い込み、その大商人から預り証をもらって遠隔地の取引相手に送ります。
取引相手はその預り証を受け取り、近くの大商人の支店に行って鋳貨を受け取ります。
この預かり証が紙幣のはじまりで銀行券へと発展します。
預り証もー般受容性を持つようになり、大商人は両替商を経て現代の銀行へと発展していきます。
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兌換紙幣
銀行は、銭貨を受け入れると銀行券を発行しました。
受け入れられた銭貨は金貨(金が不足している場合は銀貨)でしたが、金を価値の基準として貨幣を発行する制度を金本位制といい、金貨や銀貨と交換が保証された紙幣を党換紙幣と呼びます。
銀行券が支払い手段として受け入れられるようになると、人々は銀行券を受け取るたびに鋳貨と交換しなくなり銀行も鋳貨の保有額以上に、銀行券を発行するようになりました。
ここに銀行券に対する信用問題が発生します。
見換紙幣は、何らかの原因で金と銀行券の交換保証が揺らぐと、確実な価値を求めていっせいに紙幣を金と交換しようとする取付け騒動が発生する危険性を持っていました。
銀行券は、やがてその国の中央銀行が発行するものをその国の推一の見換紙幣とするように統一され、他の銀行が発行する銀行券は、鋳貨と交換できない不換紙幣となりました。
日本でも党換紙幣が腐用されていましたが、1942年から金との免換義務のない不換紙幣が発行されるようになりここに至っています。