友達と同級生は違うんだよ | りぷるんるん【こころとからだのらくらく相談りぷる】【大阪心斎橋】

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3月も中旬に入り、いよいよ年度末、学年末です。


これまでたくさんの小学生や中学生の相談を受けてきました。


その中で何度となく子どもたちにお話してきたことがあります。


それは

「友達と同級生は違うんだよ」ということ。


保育園・幼稚園時代から、

先生をはじめとする大人たちから、

「お友達」マジックをかけられてしまっていることに、子どもたちは気づいていません。


「友達」と「同級生」の違い、区別することが大切だということを気づいていない大人もたくさんいます。


物心つかない頃から、


「お友達と仲良くね」

「お友達と一緒に〜しよう」などなど


毎日のように声をかけられてきた子どもたちは、


同じクラス、同じ学年にいる人たちのことを

「お友達」と呼ぶのだと思っていることが多いです。


辞書で「友達」と「同級生」の意味を調べてもらったり意味を伝えてあげるだけで、

子どもたちの表情は変わります。


「友達」

互いに心を許し合って、対等に交わっている人。一緒に遊んだりしゃべったりする親しい人。友人。


「同級生」

同じ学級の生徒・学生。同じ学年の生徒・学生。


公立に通う小学生や中学生が対人関係で困ってたり苦しんでたりする時にはもう一つ加えて伝えます。


「たまたま近所に住んでただけなんだよ〜」って。


たまたま近所に住んでただけで、

心を許せる関係になる?

一緒に遊んだりしゃべったりする親しい人になる?


ムリあせる

無理あせる

ムリあせる

無理あせる


それを一番よく知ってるのは、大人たちのはず笑い泣き


何気なく大人たちが使っている言葉を

子どもたちは疑うことなく

素直にそのまま使って育ちます。


私が「友達と同級生は違うんだよ」とお話した時の、

子どもたちの表情は忘れられません。


きょとんとしたあと

瞳がちょっぴりキラッとして、

目元には力が戻り

口元と頬はゆるみます


思春期に入る子どもたちには、

親がお話するよりも、第三者からお話してあげる方が良い場合もあります。


子どもたちに説明したり伝えるよりも先に、

大人たちの意識、認識を整理すること、これがまずた大切ラブラブ


大人たちが何気なく使っている言葉の意味、

時々、辞書で調べてみることもおすすめですニコニコ