23「私に会いたい」西加奈子

 

作者の癌闘病を経て書かれた短編集

山本文緒さんもそうだったけれど、自身の体験を単なる闘病記ではなく「文章」で昇華させる術を持っているって作家って、本当にすごいと思う

 

24「天平の三姉妹」遠山美都男

25「道鏡」寺西貞弘

26「毒が変えた天平時代」船山信次

 

まだまだ続く天平ブーム

24 聖武天皇の3人の皇女たち(孝謙天皇、井上内親王、不破内親王)は、権力争いに翻弄されてそれぞれ「幸せ」(何をもって幸せ、とするのかは置いといて)とは程遠い人生でした

平安に続く「藤原氏」による専横はこの時代からスタートするのです。。

 

25 道鏡という人は、僧侶でありながら権力の座を欲した生臭いイメージではありますが、実際は「道鏡政権」と言えるほどの政治的な力は持っていなかった、、という、歴史は常に勝者の側から語られる、っていうあるある話。

 

26 遣唐使が持ち帰った「毒」が、その後の天平時代の重要人物の不可解な死に関係しているのではないか、という考えは興味があって読んだけれど。。。

 

だからといってあれもこれも、あの人もこの人も「毒殺だったのではないか」

 

 

って、それは ねーーーわ!!!うん。

 

27「コメンテーター」奥田秀朗

 

精神科医「伊良部」シリーズ最新作

伊良部がコメンテーターって、不適切にも程がある

(´・ω・`)

 

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