17「下山事件 最後の証言」柴田哲孝

 

先日某NHKで「未解決事件」シリーズで「下山事件」をやってました。

この事件、「自殺か他殺か」で語られることが多いけれど、確実に「他殺」であり、真実まであと一歩まで行きついていたんですね。

世の中にある「未解決事件」の多くは、公にされることが無いけれど、そういう状態なんだろうな、と察しました

世の中の闇は、見ようとしなければ見えてこない、ということか。

 

18「夜明けのはざま」町田その子

 

「ぎょらん」と同じく、これも「葬儀社」が舞台。

町田さんって・・・一見良さげに見えるけれど、実はモラハラまがいのクズ男を書かせると右に出る人がいない、というか(;´∀`)

最後の真奈の選択に胸がすっとしたわー。

 

19「二人キリ」村山由佳

あの「阿部定事件」の阿部定の物語

 

単なる肉欲なのか、それとも究極の愛の形なのか。

彼女がなぜああいう行為に至ったか、ということを冷静に、それでいて情熱的に描き尽くす。

 

20「汝、星のごとく」(凪良ゆう)

「流浪の月」も「滅びの前のシャングリラ」も・・・

あまりこの人の作品にははまらないなー、だったんだけど。。

この作品(本屋大賞)はぐいぐい引き込まれてしまったーー

「北原先生」みたいな人いるか??とは思うけれど、この人が何気に主人公二人より非常に魅力的。

続編の「星を編む」もぜひ読みたい

ちなみに今図書館で予約すると800人待ち

(⌒-⌒; )

 

21「正倉院文書の世界」丸山裕美子

22「藤原仲麻呂」仁藤敦史

23「奈良時代」木本好信

 

気持ちが盛り上がって奈良時代本3連発。

「仲麻呂の乱」と言われ、謀反を起こした権力の亡者的に語られる仲麻呂。

でも実はクーデターを仕掛けたのは「孝謙天皇」の側だった、というのが史料等から読み解ける真実だった、という

つまり淳仁天皇からを皇位簒奪した、と言う話。

安直に「女性天皇」「女系天皇」を主張する人は、もうちょっと歴史を知って欲しいと思う


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