11「奈良の宿日吉館」

手元に置いておきたかったので中古本を購入した

 

12「天使の耳」東野圭吾

 

某NHKでドラマ化されていたので読んでみた

20年くらい前の作品なのでドラマでは大分「今」に近づけた改編がされてました

 

それ以外にもこの事件がここにつながって、ええええこの犯人がまさかのこの人!!!!みたいな。

 

ドラマ版は結構大胆なアレンジでした(;´∀`)

こういう原作「改編」は作者的にはOKなのかな(;´∀`)

というか、作者あまりにも多作過ぎてこの本はこういう内容だったかな、とか思っていそう(;´∀`)

 

原作のなかで気になったこと

いくら20年前の話とはいえ、当時の女性も

「ですわ」なんて言葉つかいしないだろーーー、とか

捜査中の内容を関係者にぺらぺらしゃべったり、資料を渡すとかありえないだろーーー、とか

いくらなんでも「あとで後悔する」って表現はどうなの?

 

とかつっこみはいれましたが、さすが希代のストーリーテラー、なんだかんだとちゃんと読ませる作品でした(;´∀`)

 

13「まいまいつぶろ」村木嵐

障害のため誰にも言葉が聞き取れなかったという江戸の九代将軍「家重」とその言葉を唯一聞き取れたという大岡忠光(大岡越前の親類)のはなし

最後に家重が「もし生まれ変わってもこの身体でいい、お前と会えるなら」というセリフがあるのですが、そこまでの関係に至った経過があまり描かれていないのでなんだか唐突感が否めない(;´∀`)

とはいえ、歴史のはざまにこういう人がいたんだ、ということを教えてもらったのはとてもよかった

 

14「木挽町のあだ討ち」永井紗耶子

直木賞受賞作

ひとつの「事件」をその関係者や目撃者が語っていく、というスタイルが以前読んだ「吉原手引き草」に似てる

途中の「長屋の場」あたりでことの真相がなんとなくわかってしまう。

切り首って、まんまやん。。。←恒例のネタバレ

タイトルが「あだ討ち」であって「仇討ち」でないのがミソ。

 

15「正倉院文書と下級官僚の実情」市川理恵

 

資料の説明が細かく長すぎて、途中で挫折して各章の「まとめ」だけ読む。それで十分。勉強には要領も必要(;´∀`)

貴族に比べて下級官僚は厳しい生活を強いられていた、と思われがちだけれど、彼らのなかにも強かに蓄財してうまく立ち回っていた者もいた、という結論。

 

16「平城京の役人たちと暮らし」小笠原好彦

 

こちらの本のほうが知りたいことが結構書いてあった

知れば知るほど、平城京の魅力が増してきて、その名残を今も奈良で感じることができるのは本当に貴重。

 

 

今月は盛り返した!

 

 

 

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