北京3日目は、故宮へ。
前日、ガイドの王さんが、紫禁城の入場券は1日8万枚に制限されるようになったので、観光客が殺到する時期には買えなくなるかも知れないので、前もって買っておいたほうがいいと言われ予約しておきました。
外国人はパスポートナンバーを入力します。
駐在三年目になった夫、中国のアプリにもある程度対応できるようになり、こうしたことが出来るようになったので、中国旅行も大分楽になりました。
まずは天安門へ。
広場に入るためには身分証(パスポート)、荷物検査が必要。
おおおー。ニュースでよく見るあれですやん。
ここを通り、紫禁城へ。
日本語の音声ガイドを借りました。
故宮博物院は北京と台湾の二ヶ所にありますが、清王朝の一級品の宝物は、大体 蒋介石の国民党 が持ち出してしまった、という話を聞いたことがあります。
とはいえ、ここはこの建築物こそが貴重な遺産。
流石に建物は持ち出せないですよねー
リアルラストエンペラーー(・∀・)
即位の時、式のあまりの壮大さに当時3歳だった溥儀は、怯えて泣き出してしまい、それを見て溥儀の父が、
「怖くないよ、すぐ終わるから」
と言ったら本当に溥儀で王朝が終わることになった、と後の時代の笑い話になったとか。
浅田次郎さんの「蒼穹の昴」「珍妃の井戸」読んで以来、ずっと行きたかった場所です。
ちなみに、この辺りを見るためには別料金が必要。
神武門を抜けて、景山公園の高台へ登ると眼下に故宮が一望できます。
明の最後の皇帝が敗走して、首をくくったという木もここにありました。
秦から清へ(そして現代)長い中国の歴史を感じた二日間でした。







