長城見学後、遅い昼食を取って次の目的地へ。
再び北京市内に戻り、頤和園へ。
広大な敷地を持つ清王朝の離宮。
清王朝は満州族が治めた王朝ですが、そもそも満州族は涼しい地域に住んでいたので、北京の暑い夏からのがれる為に湧き水の小さな池があったこの場所に、大きな人工的な湖を作り、避暑の為の離宮を作ったそうです。
あの西太后がここをとても大切にしていて、アロー戦争で破壊された頤和園を、巨額の軍事費を流用して修復させたのでした。
そんなことも、清王朝が倒れる一因だったのでしょうねー
あまりに広大な敷地ゆえ、疲れて途中から遊覧船に乗って移動(^▽^;)
頤和園を後にして、円明園へ。
ここも清王朝の離宮。
広大な敷地に西洋建築などが立ち並んでいたのですが、ここもアロー戦争で廃墟に。
こちらは修復されることなく現在に至ります。
頤和園も充分広大なのに、さらにその三倍の広さ。
一番見たかった西洋建築の廃墟を見て回るのが精一杯。
清王朝末期、中国は西洋諸国にいいように踏み躙られました。
こういう歴史があるので、今現在、多少横暴なことをしても許される、、、、、、
と、中国人は思っているらしいです( ̄□ ̄;)
とにかく歩いた1日。
移動は全て車だったのに、歩数2万歩に渡りました。
ガイドの王さんによると、日本での観光だと一箇所数十分で終わるけど、中国は時間がかかります、、、とのこと。おっしゃる通りー。





