
爺さんの墓参りは去年で50回忌だったけど
ずっと続けてきたことを止めることはできず
我が家は今年も墓参りに行ったとのこと。自分は不参加。
その変わりじゃないけれど、この夏は家族が下北沢にやってきた。
母と姉は下北の街を見てくると出かけ、部屋で父とまったり過ごす。
ふと「オレが若いころ住んでた三軒茶屋でも行くか」ということで
下北沢から車でプップーと向かい、数十年ぶりに父が住んでいたアパートを探す。

すっかり面影のない街で、記憶をたよりに探す父
「建物も道も変わっててわからねえ」と困惑していた。
田舎と違って都会の変わり方はかなりのものらしく
すっかり変わった昔住んでた街を歩くのってどんな気分なんだろう。
なんかそれいいな。自分もそうなるかな。
いつか同じように歩けたら良いなと思った。
なんとか見つけたけれど、住んでたアパートはもうなかった。
「すげえ汚い部屋でな、お義母さんが来たとき
どこにも座らないでずっとつっ立ってたんだよ、フフフ」ってさ。

君のアパートは今はもうない~♪
そんな曲が切なく響く散歩だった。