空を見て雨が降りそうだなと思った。
でも家に引き篭もってるのはイヤだから外に出ようとした。
今から出かけたら、雨に降られて帰るのが大変だろうな…。
それでもカブに乗って外に出た。
しめっぽくて生暖かい風を受けた時、あーこれは完全に降るなと確信した。
近所の投票所に寄ってから本屋で文庫本2冊買って
いつもの喫茶店についた頃には、雨のような滴が降ってるような感覚がした。
ここの喫茶店のコーヒーは美味しいんだけど
店内の冷房が強いので夏なのに半袖だと寒すぎる。
読み通り、今日も店内の冷房は強かった。なのに半袖で来てしまった自分。
本や漫画を読んだり、音楽を聴いたり、ほぼ日手帳を埋めたり
一人で過ごすいつも通りの休日をいつも通りにこなしていると
窓の向こうでいよいよ本格的に雨が降ってきた。
厚い雲がギュギュウに詰まった空は
晴れるのを待っていたら途方に暮れてしまいそうなので
小雨になったタイミングで出ようと思った。
あ、今かな、いやまだだ…もっと小雨になったら!
と思ってしばらく待つと、また雨が強くなる。
次だ、次に雨が弱くなったら…
そして雨が弱まってきたところでタイミングを計る。
あとちょっと、もう少し…まだいける!
そしたらまた雨が強く降りだした。
そんなことを繰り返して3時間。
さっきの方が全然弱かった雨だけど店を出て帰った。
ぜーんぶわかってたのに、やっちまった一日。