文庫本に書ける日記帳。
もちろん日記じゃなくてもOK。
それぞれが好きなように文字でも絵でも綴ることができる。
ブログが流行るここ数年だけど、アナログも根強い人気だ。
仕事から帰る途中、電車待ちをするホームで
前に並んでいた40代くらいの男性が
マイブックを片手に文字を書きにくそうに、
ゆっくりと、丁寧に書いていた。
盗み見するつもりはなかったのだけど
目の前だったので、ちょろっと覗いてしまった。
今日の日付けのページには一行
「今日はヒカルの作品展、お父さんは来ないでと言われたので」
と、書かれていた。
ヒカルとは、おそらく娘のことだろう。
今日は作品展なのに、どうゆうわけかお父さんは呼びたくないらしい。
うーん、目に浮かびやすい光景だ…なかなか妄想をかきたててくれる。
仕事で疲れたお父さんの背中から哀愁が漂っていた。
作品展、見たかったんだろうなあ。
続きを書くところで電車がきた。
『夏の京都旅行の思い出。』 その17
まだまだ哲学の道。
暑いので、川の中をザブザブ歩いて行きたくなる。
歩くスピードと同じくらいの川の流れ。
何か考えながらこの道を歩いていると
すぐ横の川に、プカプカ答えが浮かんできそう。
流れる葉っぱを追ったり抜いたり
いろんなことが頭を巡っていくような。
さすが哲学の道。


