蛾 | 忘れる前に書いておいたほうがいいかもしれぬ

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タイトルが決まらないまま、だらだら書いたり書かなかったり、ほぼ人の期待には応えられないブログ。


このあいだ、家にサトシが来た。



彼は長崎に住む親戚で

去年くらいから、ちょくちょく我家に来るようになった。

東京に目の治療を受けるために。



ブ厚いレンズのメガネっ子だったのに

今じゃ視力は0.8に回復してきたそうな。

夢のパイロットへの道のりを、順調に進んでいるのだ。



目の治療に来るついでに、サトシはいつも蛾を買っていく。


“蛾(が)”ね。


あのチョウチョの気持ち悪いバージョン とか

毒の粉を撒き散らすチョウチョ とか

チョウチョと天秤にかけられては、よく非難される蛾 だ。



もちろんサトシは今回も都内にあるという専門店や展示会で購入してきたので、見せてもらった。




蛾だらけ


うおぉ…すげー!


見るたびに驚愕せずにはいられないほど、蛾がギッシリ。




「今回も相当買ったねぇ」


「うん、4万5千円くらいだよ。」


「4万5千!?これ全部で?ひゃースゲー」



ちなみに箱だけで6千円するので、今回のお買い上げで5万円オーバーしてんだよ。


でもこの箱、ちゃんと管理すれば100年はもつんだとさ。


これに欲しい蛾を選んで自分でクギを打つんだってさ。


今度、連れてってもらおうかな…。





「ところで一番高いのはどれ?これ?」



トラガ 箱の右下にあったやつ。(名前はトラガ)





「あ、惜しいね。正解はこれでーす。」






謎の蛾 その2 箱の左上にあったやつ。(名は不明)



「えぇ…これが一番高いのかー!?なんか地味だけど…惜しいってなによ…」



「まぁ、見た目がキレイなのもそうだけど、やっぱり希少性だよね」





しかしこれが一匹2千円か…。




「あ、これも高いんじゃない?」



サツマニシキ サツマニシキ


「これは、まあまあかな」



こんなにきキレイな蛾がいるもんなんだな。


キレイなやつはチョウチョってイメージだったけど。



ちなみに、蝶と蛾の区別について教わったんだけど

一番ポピュラーな見分け方は、

止まった時に「羽を広げているのが蝶」「閉じているが蛾」だけど


暑い日は蛾も羽を広げることがあるので、確かじゃないんだってさ。




謎の蛾 名前は不明



↑標本の下に札があるけれど

ここには、どこで捕獲したのかを県名と場所から記入してるのだ。


「すごい、○○林道だって!その林道にこれ飛んでるのか」


「うん」



あと、養殖の蛾も多くて、その場合には生産者の名前が入っている。

(蛾の名前は入ってないので、調べないとわからない蛾も入ってるのね)


「やっぱり天然モノはお高いんでしょうなぁ」


「いや、どちらかというと、養殖の方がキレイな状態だから高い場合がほとんどだよ

天然モノだと、キズがついちゃうのが多いからね」



「あぁ、子供らがアミでガシガシ捕まえるからだね」


「そうかもね」





それにしても本当にキレイな羽を持つ虫だ。

日本に生息している蛾にも美しい羽を持つものが多いんだ。

高いのはやっぱり外国産だってさ。



「世の中に、幻といわれる蛾はいないの?すんごいキレイなやつで、誰も捕まえてないやつ」


「うーん、すごい貴重なのはいるけど、アフガニスタンとか

今、戦争で銃弾が飛び交う場所に生息する品種は、なかなか手に入らないね」


「あぁ、なるほどー」


普通に人間がいるところに、幻の虫がいるなんて…。









蛾だらけ



おわり