ただいまー、バタン、ガチャン。
カチっ
「ぎゃぁ!」
おぉぉぉ…
えぇぇぇ…コレ本当にクモの巣!?
なんと部屋にクモの巣がババーンと張り巡ってビックリ。。。
しかも、部屋のド真ん中に。
天井の中央にある電灯から、地面近くまで垂れ下がったヒモを柱に
そこから壁に向かって、クモが巣を作っていたのだ。
天井の角とか、窓ならまだわかるけど
部屋の真ん中ってナニ!どうしたの!?
電気をつけた瞬間、薄いクモの糸がキラリと光ったので
すぐに気づいて良かったよ…前向いてなかったら罠にかかるとこだった。
それにしてもお見事。
直径1.2mの円を描き、天井から床までピピーンと1本の糸が伸びてるよ。
その円の中心に浮かんでいる小指の爪ほどしかないクモ。
小さなタランチュラみたいだ。
こんな小さな体のドコに大量の糸があるというのか。。。
もうこれは感心するしかない。
しばらくじっくりと縦横に拡散する糸を
1本ずつ眺め、辿り、吟味。
電灯のヒモは空気清浄機の微かな風にもゆらゆらと揺れ
その度にクモの巣もゆらゆらと波を打っている。
続いて撮影タイムへ。
うーん、糸が薄くてカメラに写るらず。
汚い部屋のありさまが残るだけだった。さすがの目くらましだな。
しっかし、この巣は邪魔だ!
これじゃ眠れないし、動きずらいし、
漫画の棚に行くのもわざわざUターンしなきゃならん。
虫だってそうそうかからないでしょうに。え、一杯いるの?だからなの?
ナマイキなやつなので、残念ながら強制的に立ち退き決定。
ちょっと惜しいけど、取り壊し作業へ。
●糸は1本たりとも残さない。
●巣に手を触れない。
●クモを逃さない。
これらを念頭に、1本のエンピツを装備。
巣がギリギリ形を保てる程度に、壁をささえる柱になる糸を解除。
何かを察知したクモがピクピク。
時間が無いので、巣の正面に立ち
グルグルグル~っと巣の外側からエンピツで巻きとる
これぞ、エンピツ殺法じゃ!(円月殺法)
エエーイ!
グルグルと回しながら中心へ渦を描き
スマートに巣を回収!
エンピツの先に垂れた糸にクモがぶらさがる。
糸を出して降下するので、巻きとっていく。
おー出る出る!まだ出るか!
いつ糸の燃料が切れるかな?と思い
クルクルと巻きとっていく。エンピツは軽い綿アメ状態だ。
やがてクモは糸を辿り上昇してきたので
ビビって「ワー!」と窓の外へ投げてしまった。
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20年後、そのエンピツは大きな木となり
クモたちの桃源郷となるだろう。