こんにちは
暮らしのカウンセラーこと
インテリアコーディネーター・二級建築士のSuu(すぅ)です
この数か月の中で、
新規事業の模索されてるお話を聞く機会が数回ありました。
それぞれ違う方のお話なのに
偶然にも共通していたのが「空家を活用しての事業」ということでした。
和歌山件田辺市という私が住んでいる地域も
高齢化と人口減少は進んでいます。
そして、空家も増え続けています。
相続で受け継いだものの、県外に住んでいるため活用できていなかったり
持ち主が不明になっているものなど
いろんな事情がありつつ、空家になってしまっています。
人が住んでいない家は傷むのも早く、
管理もされないまま放置されることが多いので
植木が育ちすぎて道路に出てきてしまっていたり
ブロック塀の老朽化で危険性が出ていたり、
人通りがすくない街になってしまっているのも寂しさを感じます
古い建物は、今では手に入れるのが難しい材料が使われていたり
手間をかけたディーテールのいい造作で作られた扉や家具など
年月を重ねたからこと出る風合いがあります。
地域問題となる空家が上手く活用できれば
この街に住む人にとって街の魅力づくりにもつながるはずです。
田んぼが宅地になって家が建ったり、
大きな商業施設ができたりと、
新しいものを生み出すだけでなく
古いものに新しい物を掛け合わせて魅力をつくっていく
可能性を自分自身でも考えていきたいなと
思わせていただいた機会になりました