こんにちは
暮らしのカウンセラーこと
インテリアコーディネーター・二級建築士のSuu(すぅ)です
暑い暑いと思っていたら、すっかり涼しくない?と
季節の変化を感じるこの頃。
周りでも、風邪やウイルス性の病気だったり
体調崩してる声がチラホラ聞くので
体調管理には気をつけておきたいですね
今日は、お家づくりの計画で起こりがちなお話をさせていただこうと思います。
一般的に打ち合わせは平面図や立面図といった図面で進めていきます。
その図面の情報で完成を想像しながら、仕様を決めていくのですが、
・1枚の図面にすべての情報が入っているわけではないという事
・決める事が多いので、仕様別に考えていくことが多い事
(外装、内装、設備、外構、壁紙、電気…といった感じ)
・建築会社さんによっては、工事を進めながら色を決めたりする事
この3つのことが、ひっかけ問題が潜んでいたりすします。
どういうこと?ってなった方に、実際あったエピソードで説明させていただきますね
■エピソード①エアコン
エアコンを部屋のどこに設置するかって、間取りをみながら決めていきがちで、
室外機の位置がどういう場所にくるかということを考えるのが抜けてたりします。
・お庭計画で花壇がしたい、立水栓がくる、
外観デザインのかっこいい面に室外機がきてしまった。。。
・日がたくさん入る部屋にしたいから、壁面いっぱいの窓を入れた計画にしたら
エアコンつける壁が無い問題勃発したり!
■エピソード:アクセントウォール(壁紙)
部屋の1部の壁紙を柄物や色を変えたりする人気のアクセントウォール。
・アクセントウォールの壁にスイッチやコンセント、
火災報知器や換気フードなどがあると、設備機器が悪目立ちしやすい。
・工事中にアクセントウォールを入れたい、濃い色の壁にしたいってなったけど、
工事が済んでいる巾木や枠色がその壁紙の雰囲気に合わない。。。
■エピソード:カーテンレール
窓が近いクローゼットに折れ戸式の扉を付けたら、
開け閉めする時に扉とレールが干渉して扉が開かない!!
これはほんの一部のエピソードですが、こんな落とし穴が潜んでるんです。
どうしても図面を見てると間取りはこれでいいかな
コンセントはここにあると便利だなと、
そのことに夢中になって他の事に意識が回らなくなってしまうことってよくあります。
こうならないためには、
計画段階でトータルで考えていくことが回避するための秘訣です。
工事の進み具合に合わせて、先延ばしにできることもありますが
あまりおすすめしてません。
家づくりは大きな買い物だし
「これでいいのかな~」って
悩んだり慎重になる気持ちも、もちろん理解できます
でもそれで大事な事を見落としてしまう原因になるのは本末転倒。
大きな買い物だからこそ
計画段階でトータルに考えていくことで、
俯瞰で空間をとらえられたり、
予算のコントロールもしやすいというメリットも。
何故家づくりをするのか、どんな暮らしがしたいのか
そのお気持ちを大事に家づくりを進めて欲しいなと思っています
今日もブログを読んでくださりありがとうございます