取らぬ狸の皮算用では有るけれど、勝手に退院のめどを決めて前向きになっている私。
食事も前向きに、ほぼ絶食から3割程度食べられるようになり、不随意運動が出てどうしても理学療法士の先生方に助けていただきたい時も大きな声で「すいません!」と言えるようになってきました。
それまでは小さな声で、震え思うようにならない左腕を右腕で押さえながら、手の空いていそうな先生を必死で見回し探して声をかけていたんですが。
先生方にも私の不随意運動は周知されていたようで、自主練の時は何人かの先生は近くのベットで担当患者さんを診るようにしてくれていたようでした。
でも、気遣って頂けるからと甘えるのは担当患者さんに申し訳なく、不随意運動=ヘルプでは無く、自力で腕を降ろす努力はした上での助けてではあったんですが。
G先生の手で外転枕が一つ取られたのは、ニヤニヤから2日後の事で、少し体に近づいた左腕に、何だか少し背中が楽になった気がしました。
常時押し上げられていた肩甲骨が少し正しい位置に近づいて、若干の余裕が出来たような。
横になった時、少しでも眠りやすい様にと幾つかのクッションを借りていたのですが、一つ返却できました。
痛みから眠れないのは続いていましたが、食べられるようになったからか、不眠による消耗は実感としては楽になりました。
長い夜に変わりはないのですが。
入院時はクーラーが入っていた病室ですが、夜は大きな窓から冷気が・・・
巡回の看護師さんに時間が確実に流れている事を実感しながら、大きなバスタオルを肩掛けに、手術した肩を冷やさないようにぼんやりと朝を待ちました。