この映画はテレビ局が制作したドキュメンタリー映画で
山口県美和町の山奥が舞台です。
数々の賞を獲得した映画ということで、アンコール上映が行うほどジワジワ人気が出てきた珍しい作品。
以前から気になっていたので、先週山口市のビッグウェイブに上映最終日に見に行くと、行列が・・・
なんと、僕の5人前で満員の為入場不可(T_T)トホホ
そうなると意地でも見たくなってしまい、本日仕事を休んで萩のツインシネマに行ってきました。
戦時中に開拓したものの、家族を養う為に、山奥の土地をやむなく手放し、稼げる大阪に移住した夫婦。
しかし、山奥の生活への未練が捨てきれない主人は、子供の手が離れた定年後に、再び戻って生活をはじめます。
水道も電気も無い山奥で、自らの力だけで最後まで生き抜こうとする姿勢は圧巻です。
何より、この夫婦の絆の深さに感動しました。
多分、お婆ちゃんはこんな苦しい生活を望んでいなかったと思いますが、大好きな夫と一緒にいることが一番の幸せだと感じているように見えました。
お爺ちゃんが亡くなり、家族が痴呆を煩ったお婆ちゃんを懐かしい山に連れて行きます。
そこで、お婆ちゃんが言います。
「お爺ちゃんはどこに行ったんかいのぅ?」
お婆ちゃんの中にはずっとお爺ちゃんが生きているのです。
それまで、静かだったお婆ちゃんが
山に向かって
「おじいちゃ~ん おじいちゃ~ん」
と大声で叫ぶシーンで僕は不覚にも号泣してしまいました。
生きるとはどういう事なのか?
夫婦とは何なのか?
家族とは何なのか?
この映画は、そんな事を見る人に問うような
素晴らしい映画でした。
この先DVD化されるか分かりませんが、もし見る機会がありましたら是非オススメします。
