なんと表現したらいいか分からない映画ですが・・・大人の映画・・・って感じですかね?
単純なサクセスストーリーでもないし、かといって暗い映画でもないし・・・
ん~不思議な映画ですw
この映画は1960年代にヒットした「シェリー」「キミの瞳に恋してる」「OH WHAT A NIGHT」などのヒット曲でおなじみのフランキー・ヴァリの伝記的映画です。
「ジャージー・ボーイズ」予告編
この映画は「キミの瞳に恋してる」が誕生した秘話を描いたものだと聞いて、これは是非みておかないと・・とDVDを借りてみました。
僕は幸せな気分になるこの曲が大好きで、自分たちの結婚式では黒人シンガーを呼んでこの曲を歌ってもらったくらいです。←自慢(ˇ⊖ˇ)
といっても僕が良く聞いてたのは「ボーイズ・タウン・ギャング」とか「ローリン・ヒル」がリメイクしたものでしたが・・・
ボーイズ・タウン・ギャング/キミの瞳に恋してる
ネタバレになりますが
この曲は主人公のフランキー・ヴァリの愛娘が死んだ事により生まれた、悲しい歌だったものとは知りませんでした。
Can't Take My Eyes Of You
これは「キミの瞳に恋してる」という意味であると同時に
「キミから目が離せない」
という意味があります。
多忙の為、愛妻や愛娘に会えない事が多くなり、家庭がバラバラになりそうだったフランキー一家。
フォーシーズンズが解散し、我に返り、もう一度家族をやり直そうとしたフランキー。
そんな矢先、寂しさから薬物に走り、中毒で死んでしまった娘。
自分が目を離していた事で娘が死んでしまったと、フランキーは自分を責めます。
そんなフランキーを見て、かつてフォーシーズンズで一緒だった作曲家がこの曲「 Can't Take My Eyes Of You 」をプレゼントした・・・という話です。
失ってしまった娘に対し「キミから目が離せない(キミをずっと覚えているよ)」と語り掛ける歌ではないかと僕は勝手に解釈してます。
この映画クリントイーストウッド監督だったことを最後まで知りませんでしたが
あ~イーストウッドらしい映画だな・・と思った作品でした。
奇しくも、この曲が生まれたのは1967年
僕の生まれた年にこの曲が誕生したと知り、勝手に運命を感じているジュンちゃんでした。