土曜日のバレンタインデー | ジュンちゃんのひとりごと

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その日の気になったもの・出来事なんかを書いていきます

今日はバレンタインデー

もう、この歳になると、バレンタインデーなんかでドキドキしたりガッカリしたりという事もない。

しかし

思春期の息子にとっては人生のうちで重要な1日

今日は土曜日ということで、昨日チョコを貰ったかなと思って聞いてみると

「もらってない」と、ややしょげた顔

なんだか切なくなってきた

僕の場合、小学生の時はイジワルだったんで女子に嫌われてチョコなどもらう事はなかった。

チョコもらってないくせに、ホワイトデーに好きな子へキャンディーをあげて怪訝な顔をされたのを覚えている

しかし、最近の子供は積極的で、そこら辺はもう大人のようにチョコをあげたりしているようだ。

今日も団地では朝から、女の子達がウロウロして男の子の家にチョコを渡しに行っているのが見え、息子もちょっと気になっている様子。

しかし、我が家には誰も来ないので、息子の顔色を見ながら僕たち夫婦もヤキモキ

日頃あまり外に出たがらない息子も、気になるのか近くのドラッグストアに行ってウロウロ

気になるのかな・・・やっぱり・・・

そんな姿を見て、僕たちもなんとかならないかと祈るが、結局午前中には誰も来ず、昼からは外出し、結局息子が居る時には誰も訪れなかった・゚゚・(>_<)・゚゚・。

昼からは息子を卓球場に連れて行って遊んでやったり、おもちゃをかってやったり、気を紛らわそうと必死だったが、そうこうしているうちに夕方になった。

今日は妻が外出で、息子を妻の実家に預ける事になっていて、息子を預け僕はひとりでアパートに戻った。

帰る道中、ドアノブに誰かがチョコを掛けてくれていないかと祈った。


もし、掛かっていなかったら、息子が悲しむから、僕がチョコを買ってきて、誰かが置いていったよとウソを付く事まで考えた。

アパートの駐車場からの足取りは重い。


階段をあがり、そこを曲がれば自分の家という所まで来た。

その時の心境は、まるで「幸せの黄色いハンカチ」の高倉健



どうか、掛かってますように・・・



目をつむって、その角を曲がると・・・











あった~~~(๑→ܫ←๑)




やったやった~~~(๑→ܫ←๑)

僕はすぐ妻に連絡を入れようと携帯をポケットから出すと、偶然妻からラインが届く

「チョコ・・・掛かってた?」

「うん。あったよ」 

そうラインを送ると、すぐ携帯があり

「ほんと?誰から?良かった~~・゚゚・(>_<)・゚゚・。」
と泣く妻

僕も泣きそうになった。


何年ぶりだろう?
バレンタインデーでこんなに一喜一憂したのは

息子のおかげで、そんな気持ちを思い出した1日でした。

息子よ・・・ありがとう、そして、よかったね

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