妻の仰天エピソードvol.12  五百円玉貯金 | ジュンちゃんのひとりごと

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その日の気になったもの・出来事なんかを書いていきます

新婚当初の話

結婚した頃はまだ給料も少なく、なかなか旅行など行けなかった。
僕は少ないこづかいの中から五百円玉貯金をして、満タンになったら2人で旅行しようと思っていた。
妻には内緒にし、溜まったら驚かそうと、隠れて貯金をしていた。

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「全部貯まったら十万円かぁ~。結構贅沢な旅行ができるぞ。どこに行こうかな~」
僕は、旅行のパンフレットなどを貰っては、こっそり見て楽しんでいた。
この貯金箱は全部貯まるまで出せないので、すぐ諦める僕でも途中で引き出す事はなかった。
僕は毎週、最低でも1回は五百円玉を入れた。
ある程度溜まってくると、入れるたびに「ザクッ」と気持ちいい音がする。
その気持ちよさがたまらなくなって、わざと五百円玉のおつりが出るような買い方をした。次第に入れる頻度も増え、1/3ぐらい溜まった。

ある日のこと、妻が珍しくお寿司を食べに行こうと言った。
どこにそんなお金があったんだろう?

「もしや!?」

嫌な予感がし、隠した貯金箱を見に行ったが、いつもの場所にあった。
妻はよく実家の母親にお金を貰っていたので、それだと思い、ありがたくお寿司を頂いた。


「久しぶりのお寿司、おいしかったよ。今日はありがとう。」


僕はそう妻に言い店を出た。
そして、近くのコンビニで買い物をし、家に帰り、おつりの五百円を貯金箱に入れた。
すると



コーーーーーン ・・・・(゚∀゚)エッ?



久しぶりに聞くこの高音・・・
いつもなら「ザクっ」と気持ちの良い音がする貯金箱・・・
僕は何が起こったか分からず、貯金箱を取り上げた


「か・・・かるいっ」



しかし、いつものように上から見ても缶を開けた形跡はなかった


「なぜだ?」



その時僕はハッと気付いて、缶を裏返した


見事に開けられていた・・・



そこでやっと全てが分かった
真実はこうだ・・・


妻は、僕の留守中に大金が入っている貯金箱を発見した。
目の前のお金に目がくらみ、すぐ気付かれないようにカンの裏の方を空け中身を盗んだ。
そして、今まで行けなかった回転寿司に一人で行った。
毎日のように回転寿司に通い、この何日間でほとんどを使い果たした。
最後に、僅かに残った罪の意識から、僕に回転寿司をおごってくれた。
・・・・そういう事だった。



それ以来、僕は家にお金を置く時は、絶対に妻に分からない様な場所に置くようになった。
最近は歳のせいか、自分でもどこに置いたか分からなくなる事が多くなったが、部屋を探し回るたびに、この事件を思い出す。