今週も引き続き妻の誕生祝いで萩に行った。
先日テレビで「椿まつり」が週末にあると言ってたので笠山に
展望台から海を眺めるも小雨でドンヨリ・・・
・・・明日の山焼きは無いな・・・とおもいつつ会場へ

まさに、時期尚早。完全に早すぎた・・・
9割はつぼみで、不自然に入口付近だけ蕾が散っている。
これはマズイと思った主催者がどこからか持ってきたのだろうか・・・
天気が続けば来週か再来週くらいに花が咲くんじゃないかな?

まつり会場の出店でサザエとイカ焼きを沢山食べたにも関わらず、すぐに昼食でラーメンをたらふく食べる。
それから、今日は釣りをすると決めていたのでフェリー乗り場に移動
釣具屋のおじさんから
「この季節は釣れないよ」
と聞いたが、オキアミという小さいエビを買って、アジコを釣るサビキ釣りに挑戦。
その横ではなにやら妻が不穏な動き・・・
自分で考えたという釣具を海に沈める妻
その道具とは2Lのペットボトル上部をくり抜き、その中に「重しの石」と餌の「焼いたイワシ」を入れ、海に沈め、その中に魚が入ってきたら上げるという驚くべき漁法だ
これがその写真

僕と息子は、こんな馬鹿な釣具で釣れるわけないし
「恥ずかしいから離れてくれ」というが、寂しくなり近くに寄ってくる妻。
やる前はスゴイ自信で
「釣れなかったらビンタしてもいい」と言っていたが
やり始めてすぐにマズイ状況に気付き
「これはあんたたちの所に魚が寄ってくるようにしている撒き餌だから」
と、簡単にプライドを捨て、ビンタの話など最初からなかったような素振りをしだす。
目当てのアジコは釣れなかったが偶然カサゴが掛かった

「やったやった。今日はカサゴの煮付けじゃ~」
と僕と妻が喜んでいると、近所のおじさんがやってきて
「お~、珍しいのぅ。カサゴじゃにゃ~か。ありゃ?こりゃ腹に子供がおるのぅ」
と説明してくれた。
僕は嫌な予感がし息子を見ると、悲しそうな顔をしていた。
「なんか、可愛そうじゃね。海に帰っしゃげん?」
そう息子が言うと、妻は
「一回釣った魚はもう餌が食えんようになるから、返しても意味ないけぇ」
と、ウソかホントか分からない情報を盾に「持って帰って食べよう」と息子を説得する。
しかし、見れば見るほどひょうきんで憎めない顔をしている。
愛情が芽生えないうちに、息子を諦めさせなければ・・・
「ストローとかで息を入れたりせんと、魚は空気が無いと死ぬけぇね。帰るまでにきっと死ぬっちゃ。諦めぇっちゃ」
僕と妻はカサゴをバケツに入れ釣りをやめて、次の目的地である萩本陣の風呂に向かった
カサゴを車に残し、フロントへ行くと、12月から大人1500円になったらしく、高い料金に入ろうか入るまいか入口でまごつくも、結局入ることに。
息子と一緒に入るが、いつも横になって体を洗う息子が今日は何故か離れてゴシゴシ
「はは~ん。さてはカサゴ食おうとしてる事怒ってるな?」と思い、忘れさせるために、しりとりや水かけっこなど色々な遊びをして小一時間を過ごした。
風呂から上がり喉が渇いたので持ってきていたジュースを飲み残りを息子にやった。
息子は飲み干したペットボトルをゴミ箱に捨てないので
「荷物がよ~けあるけぇ。ゴミとか捨てれっちゃ」と怒るが、無視する
それから出るまで、何度も「早う捨てれ」というが聞こえないフリをする息子
なんだろな?と思っていると
店を出てまっしぐらに車に走っていく息子の姿
鍵を開けると「よかった~ 生きちょった」
と慌てるように車の中に置いたバケツにペットボトル突っ込む
空気を送らないと死ぬと聞いた息子は、ペットボトルを使いバケツのカサゴに酸素を補給してやった。
「忘れてなかったんじゃ・・・」
妻と僕は顔を見合わせたが、水槽もない家で魚が飼えるわけもなく
その後の車の中でもしつこく説得した。
息子は腹をたて「じゃあ、いいよ。食べるよ」と言い口を閉ざした。
「魚は釣ったら食べるのが礼儀だし、中途半端に愛情をかけると死んだ時悲しいよ」とか言って息子をなだめた。
生き物はいつか死ぬ
生き物を飼うなんて人間のエゴだ
人間は皆、生き物を食べて生きているんだ
そう自分たちに言い聞かせ
我々が選択したのは

結局・・・飼うことだった。
そのカサゴには「カサゴ」と「笠山」にちなんで「カサちゃん」という、センスのカケラもない名前が付けられた。