;+;10;+; | 。・☆+:・。瞳と声。☆・+:・。

。・☆+:・。瞳と声。☆・+:・。

きてくれてありがと!!初めての方は最初から読んでな^^
ゆっくりしていきぃ★
12/10更新

捨てる神がいれば



拾う神がいる




どんなクソみてぇな奴でも


拾ってくれる人間がいつしか現れる








世の中ってもんは

そんなもんだ











夕方になると


いつものあのロータリーに


あの男がくる






今日も雨だ




特にやることもねぇし


男のギターを聴きに


ロータリーに足を向ける







その何も考えず


男を眺めていると






「お前いつも1人なのか??」






突然男が喋りだした







深く呑み込まれてしまいそうな声



言うなれば

一匹オオカミ



初めて聞いた声だった






「よかったら、俺んとこ来いよ。



お前見たいのがいっぱいいるからさ」




軽く笑った





・・・










「俺コウジってゆーんだ」




と言いながら



白い硬い何かを渡す






名刺だ。




株式会社RIP



取締役社長   永末 宏次


          Kouji Nagasue






キレイに刷られた名前と








埼玉県深谷市×××ー×


        ○○コーポ303








ボールペンで走り書きした住所











この男は何者なんだ??





・・・









・・・






「まぁ


気が向いたら遊びこいよ」






その男はそれだけ言うと




去って行った












・・・・・










なんだかわかんねぇし

捨てた









雨に濡れて

その紙切れはふやけていった