またまたとても久しぶりの投稿。
今年はうつ病傾向があり、かなりヤバい時期もあったが、
いろんな人に支えてもらって、今はとても元気。
ここ数年、教員多忙化についての話題が増えてとてもありがたい限りです。
でも、なんか論点がズレてる気がする。
・教員の敵は教員
→「最近の子どもは大変でしょう?」「モンペってすごいんでしょ?」と言われるが、大したことはない。
子どもの世話をするのが教員だし、モンペはほぼいないしいたとしてもこちらに理があるので問題なし。
むしろ、厄介なのは「大して仕事をしない癖に、正論を掲げる教員」だ。
そしてこういう人達が、実はかなりいる。
(他校からの研修受入が、筋が通ってないと会議が1時間くらいかかったことも)
こういう人達を見ると、管理職には絶対なってはいけないな、とも思う(あと10年もして今の管理職がみんないなくなったら学校はどうなるんだ?)
こういう「モンスター教員」がいなくなって、仕事を頑張る(教採落ちまくってる)若い人が増えれば、多忙化は一気に解消されます。
・管理職の「帰れ攻撃」と学校閉庁日
→これはシンプルに、帰れるなら帰っとるわ!と思う。
やらなきゃいけないことが山積みになって帰るに帰れないから残業してるんです。
職員室を追い出されたら家や漫喫で仕事します。
学校閉庁日のせいで、かえって負担が大きくなってることを知って欲しい。
・部活による多忙化
→人にもよると思うけど、俺は部活が好きだし、むしろ部活を取り上げられる方がやりがいをなくしてしまう。
こういう人もたくさんいるんじゃないかな。
(そしてそういう人達が主任を務めたり管理職になる等、中心的な存在になっていることが多い)
もちろん、「部活はやりません」とか「顧問はやるけど無理はしません」ってのもオーケーだとは思う。
だって公立だもの。
中学だとちょっと感覚違うかも。
・一番は給料
→仕事をしてもしなくても、給料が変わらないのが一番嫌です。
上司の評価が下がろうが、適度にサボった方が得。残念ながらそう思ってしまう。
一部だけでもいいので、成果を評価して給料に反映させてほしい。
か、残業手当を出して欲しい。
財源がないのはわかるよ。
だったら税金上げるしかない。
こういう話すると、教員多忙化解消に前向きだった人達は誰も賛成してくれない。
結局みんな自分が身を切るのは嫌なのかな、と思ってしまう。
なんて、どうにもならないことばかり書いてみました。
今俺がやってる些細な抵抗は、教育実習生や教採を受けようと思ってる人に「辞めた方がいいよ」と伝えて教員志望を減らすこと。
教員になりたくてもなれない人がたくさんいるから、教員の処遇が改善されないんだ。
病気で辞めたってすぐに替えがきくんだから。
なんてのはちょっと横暴かな。
でも今教員目指してる人、何でなりたいの?
あなたが思ってるような世界じゃないよ?
と是非伝えたい。