無双ー小説第二段
「永遠の宿敵」
「おい!!甘寧!!起きろっつのっ!!」
凌統は嫌々だったが、呂蒙に頼まれたらしく寝てる甘寧を起しに行ったのだ。
「あぁ・・・?なんで朝っぱからテメーの声聞いて起きなきゃなんねぇんだよ・・?」
甘寧は、起き上がりるなり隣に立っている凌統見て目を擦りながら言った。
「大体、アンタが起きないからいけないんだっつーの!!今日は朝早くから軍議があるって昨日何回も言ってやっただろ!!」
凌統はせったく起こしに行ってやったというのに・・と、腹を立てていた。
「はいはい・・、わざわざ起しに来てくれてどーも。」
あきらかに甘寧は、人を馬鹿にするような言い方であった。
「・・・・とりあえず、さっさと軍議に来いよっ!!」
「・・・。」
甘寧は黙って、うるさいなと思いながら頷いて、返事をした。
「あ~この戦、この俺が主役みてぇなもんじゃねぇか??」
甘寧はこの戦での一番のトリ(?)で活躍できると聞いて、さっきの朝の態度とは大きく異なっていた。
「そうですよ。いい役をあげるのですから、しっかり活躍して下さいよ??」
陸遜は奇襲が成功するのか、失敗するのかで頭の中いっぱいであった。
「まぁ、俺もいるから心配なんていらないですよ??」
凌統も負け時と言い張っていた。
「孟徳、関羽についてだが・・・。」
「やっぱり孟徳の野望叶えるのには、倒しておくべきであろう??」
「む・・?そういえば悪来は何処におるのだ?隣にいないと落ち着かぬのだ・・・。わしのぬいぐるみのような存在なのだ・・・。」
「おい!!孟徳話逸らすなっ!!まったく・・・。」
魏では、戦のことより関羽についてもめ合っていた。
「殿、修行に行って参ります!!」
「うむ。だが、あと一週間くらいで戦だから二日前には帰って来るのだぞ。」
徐晃は武を極めるために、毎日山へ泊まり修行をしているのらしい。
「殿!!拙者も行って参る!!」
「張遼、お前は残っておきなさい。ウーロン茶を買ってきてもらわんと困るのだ。」
「おい!!孟徳・・。そんなことしている場合ではないだろう・・。」
張遼はまるで遊園地に連れて行ってもらえなくて、しょげている子供並みに落ち込んでいた。
「まぁ・・・良い・・。行って来い・・・・。」