無双小説「冷静な瞳」二章☆ | give me Hot chocolate.

無双小説「冷静な瞳」二章☆

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 「おい、張遼!!次の戦は俺を殺りに虫けら共がいつもより増えてやがる。いつもより厄介だ。」


相変わらず、すごい迫力がある武人がいる。


 名は呂布。 三国の中でも最強と言われている猛将。


「わかっております。呂布殿も気を引き締めてくだされ。」


董卓が死んで呂布軍を潰しに蜀軍と呉軍が攻めてきていた。


・・・・今回の戦は確かに苦戦するかもしれぬ・・・・


いつも冷静な張遼さえも、今回は焦りがあった。


・・・・こんな困難な状況こそ、拙者が変えていかなければ!!・・・・


張遼は心の中でそう呟くと馬に乗り、本陣を出て戦場へ向かった。


戦場へ向かう途中、張遼は考えていた。


・・・・・そういえば、前の戦に敵ながら見事な武人がいたな・・・・


・・・・確か名前は関羽とか言っておったな・・・・


張遼には前にある戦で、普通の武人より春かに優れていた武人、関羽に会ったことが頭から離れなかっ

た。


・・・・この戦には関羽殿もおられるのか??・・・・


張遼は走らしていた馬を止めた。


・・・・ふっ、2回も挑むのはほんと面倒だ・・・・


・・・・呂布殿だったら一発で殺っていたんだろうな・・・・


張遼は改めて、上には上がいるということを実感した。


・・・・今まで敵を甘く見過ぎていたかもしれないな・・・・


 「はぁ・・」と、ため息をついた。


だが、張遼にはそんなことに呑み込まれてはいなかった。


・・・・拙者には今まで呂布殿の側で戦を共にしてきたのだ!!呂布軍の武人として恥をかいてはいけぬ!!・・・・


・・・・この戦、絶対勝って見せるぞ!!・・・


張遼の熱い想いがこみあがってきて、表情はまさに武人の目つきになった。


 しばらく馬を走らせていると、目の前にある武人の姿が見えた。


 ・・・・関羽殿!?・・・・