1年Ⅲ組~疑い~
「疑い」
「張遼~!!すまねぇけど、ジュース買って来てくれねぇか?悪いな。あんたのオススメでいいからさっ!」
体育終わり、だらだらと帰って来る張遼を見つけ、甘寧が叫んだ。
「は?」
ちっ・・無視したらいいのに、返事してしまった・・。拙者の馬鹿やろう!!
「ついでに、俺の分もよろしくしますぜ?張遼さん。」
甘寧の隣から、ひょこっと凌統が出てきて、叫んだ。
さらに、教室のみんなが出てきて叫び出した。
みんな死んでくれ。(怒
「おっ!!張遼サンキュー!!」
クラスのみんなの視線が張遼にいった。
「はい、買って来てやったぞ。」
甘寧に、一本の缶ジュースを渡した。
「拙者は知らぬっ!!!!!!!!!!!!」
みんなが言葉を発する前に、張遼が叫んだ。
大体、貴様らにパシられる張文遠ではない。
このくず共がっ!!!(笑)
「ってか・・・おしるこかょ!?」
甘寧は、缶を見て言った。
「拙者は好きなんだぞ??文句でもあるのか?」
「いや・・、嬉しいぜ(笑)」
甘寧は苦笑しながら飲んでいた。
「まったく・・。今度は、ピザまんをおごってもらうぞ??」
どうやら、張遼はフツウの肉まんより、ピザまんが好きらしい。
「分かったぜ~!」
甘寧は、あっさりOKしていた。
次は、数学だな。確か自習だったような・・・??
「席に着きやがれ!!!!今座っておかないと殺すっ!!!!!」
呂・・呂布殿・・・??(汗
良かった・・。拙者が呂布殿の味方でな・・。(笑)
一瞬にして、教室は静まった・・。
「なぁ・・?呂布って、いつもあんな感じなのか・・?」
甘寧がこそっと、聞いてきた。
「はぁ・・。戦のときはいつもそうであったな。」
「あんた、よく耐えられたな。(笑)」
なんか、自習用のプリント配られて教室は、沈黙していた。
ブー・・・ブー・・ブー・・・
誰かの携帯のバイブが鳴った。
その瞬間、呂布は大きい武器を振り上げて、その音の聞こえる所に振り落とした・・。
その、本人かと思われる机ごと砕かれてしまった・・・。
その疑われた人物は・・・馬超であった(笑)
馬超は、あまりにも急なことだったので、ビックリしてその場に固まっていた・・。
「次に、鳴ったら殺す!!」
「先生!!!!!俺じゃないぞ!!俺は、正義だからそんな物は持っていないぞ!!」
なんか、正義と言えば解決するって、感じで馬超は叫んだ。
実は、馬超ではなかったのだ。
「ふん。紛らわしい顔するからいけんのだ。」
紛らわしい顔・・??言い訳ヘタだな。(笑)
あ~・・・呂布殿、やってしまったな・・。(笑)
「誰だっ!!!!今、白状しとけば死だけで済むぞ?」
そんなの、言うわけないでしょ??(笑)
「今の訂正だ、今白状したら・・・そうだ。許してやる。」
言ってはいけない言葉を言ったって理解したのか、訂正して言い直した。
「ごめんなさい・・。奉先様・・・。」
なんと、貂蝉だったのだ。
しかも、涙目であった。
「ちょ・・貂蝉??すまん・・。」
呂布は、きょどりながらも謝った。
呂布殿・・サイアクだな。(笑)
「おいっ!!俺の机はどうしてくれるのだ??」
勘違いして、疑われた馬超は怒っていた。
「知らんっ!!隣の机と合体させとけっ!!」
なんて適当な・・・。(汗)
馬超は、あっさり納得して、隣の席の周泰の所へ、椅子を持って行った。
「・・・よろしく・・・・」
なんとか、恐ろしい一時間は終わった・・。
もし・・貂蝉殿ではなかったら、殺していただろうな。(笑)
クラスのみんなは、この一時間以来、携帯のバイブモードをやめて、オリジナルモードにするようになった。(笑)