カウンセリング=現在&過去/コーチング=現在&未来に焦点を当てる
簡単に説明すると、カウンセリングは今抱えている問題を解決するために、現在と過去に焦点を当てます。
クライアント(依頼者)が何を問題としているのか、じっくりと話を聞きながら共に過去を見つめ、どうすればいいのか深掘りしていきます。
時には話を聞くだけになる時もありますが、話を聞くだけでもクライアントの心を軽くすることができることもあります。
例えるなら、マイナスの状態にある人をを0の位置まで導くイメージです。
一方、コーチングは現在と未来に焦点を当てます。
過去がどうであれ、今からできることを探るためにクライアントが望むことを言語化し、どんな行動をしていきたいかを共に考えます。
ぼんやりとしている目標やゴールをはっきりさせ、そこに向かって進むのをサポートし、共に達成を目指します。
例えるなら、0の位置にいる人をプラスの位置まで送り届けるイメージです。
マイナスでなくても、サポートは必要
カウンセリングを受けたいな、というときは軽い重いはあるにしても、位置としてはマイナスにいる時なので、サポートが必要なのは明らかです。
逆に0以上の位置にいる時、私たちはサポートを必要としない気がしますが、実際はそんなこともありません。
何かに向けて一生懸命がんばるときというのは意外と孤独です。
チームでがんばることもあるかもしれませんが、大抵は一人です。
ちなみに私はずっと個人事業主をやってきて、わりと孤独を感じてきました。
もちろん一緒に働いてくれるスタッフもいるのですが、やはりスタッフに弱音を吐いて不安にさせるわけにはいきません。
長女気質も手伝って「頼れるリーダーでいなきゃ」と思って話せずにいるのです。
(しかも実際は全然頼りないため、この苦労はあまり意味がない)
そんな時、コーチングならコーチと共に目標を設定したり、振り返りをしたり、たまに弱音を吐いたりしながら二人三脚で物事を進めていけるという利点があります。
まとめ
カウンセリング=問題を抱えていてマイナスの状態にある時、フラットな状態まで戻す
コーチング=理想の状態を言語化し、ゴールとして設定して目標達成を目指す
たいそうな目標である必要はなく、自分にとって今よりもプラスの方向にあると思う未来を目指すならそれで十分に機能します。
参考になるところがあればぜひ取り入れてみてくださいね。
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