続き。





恩師の練習量は半端ない。

1ヶ月で1000枚くらい書いて、「全然お手本にならねーんだよなぁ」とこないだ会ったときボヤいてたくらい。

そんな恩師の背後にはボツ作品がたくさん山積みにされていて、その中から私は適当に数枚もらってきました(笑)


書くことで線が生きてくる。

でも、書きすぎたら今度は線が固くなる。

よく恩師が言っていた言葉はまさにそのとおりだな…と痛感してます。

と言っても、私は昔書きすぎたことはなかったけども。

よくて800枚くらいで、それでも当時はかなり書いた方だったはず。

書いたというより、毎日たった1枚を書き上げるために何十枚も使っていたというほうが正しいニュアンスですね。

私の尊敬するレジェンドも、昔書きすぎて表情が固くなり、賞を逃したことがありました。

その時は確か1000枚超えてた気がする。

1000枚くらいが境目なのかな…って今回自分の生徒を見て思った書き初め展。

その子も小3で1200枚頑張りました。

過去一番の賞は頂けたけど、作品的には色々と思うものがあります。

やはり書きすぎも良くないんだろうな…。

それでも1200枚なんて、それだけ書いたら立派よ!心意気に乾杯!



そして、私は本職を持っていたり子供がまだ小さいことから、なかなか練習時間を作ることが出来ず苦戦しております。

次回は課題をもっともっと書き込むようにしなきゃ☹!




そして、そんな恩師がよく言ってた言葉。

「書はリズム」
「筆をたてろ」
「肘から動かせ」

耳からタコ🐙がこぼれ落ちるくらい、何度も何度も聞いたセリフ。

まさかそんな耳タコ🐙セリフを数年後自分が言う立場になるとは。。。


筆を立てることとか腕から動かすこととかは、正直意識の問題なので誰でも出来るようになる。

だけど、リズムって難しい。。。

字にリズム感を入れることで、字自体が大きく動いて見えてくるのは一目瞭然なことだけど。

じゃあ、リズム感って何?ってなったときの教え方の難しさよ。。(笑)


ひとまずリズム感のない生徒には、時々気分転換ふくめて好きな音楽でも聞きながら書くことをオススメしてます。

とくに清書時期、私は調子よく作品が書けた日に聞いていた曲を永遠とリピートして練習してました。

字がね、明るくなるんですよ。(って母親が言ってた)



リズム感出せと言われても、速さの変化太さの変化が出来るようになるまでは、なかなか難易度が高いですもんね。

まずは小さなところから動きを出していって、少しでもその子の自信になるといいのだけど。






久々に書きたい文字が思いついたので、今夜書けたらいいなぁー☪




私の作品や書歴などを載せてあります。
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