10月10日、水曜日。

朝10時から、夜7時半まで仕事、休憩は5時半ごろ。

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最近一番働いた日ではないかな?

というわけで、7時半には、かなりお疲れモードのわたしだったが、

大学時代からの腐れ縁の友達から、
ラインで、

「思い立って、吉祥寺曼荼羅に、福島さんの短歌絶叫ライブにきている」

と。

そうだ。今日は10日だった。



現代歌人で、僧侶でもある福島泰樹さんは、

吉祥寺の老舗ライブハウス曼荼羅で、
昔から毎月10日、短歌絶叫ライブを、
やっている。

20代後半の頃、
わたしは、一時よく通っていたのだ。

そのことを、数ヶ月前、ふと思い出し、

そうだ、

札幌の実家で、中学〜大学時代の書籍なんかを片付けていて、

福島泰樹全歌集、があったんだ。

今も月例ライブ、やっているのかな?と調べたら、やってるんだよねえー!

もうおいくつなのか?


友達は、来ない?と誘ったわけではなかったのだが、

わたしは、8月に行きたいと思いつつ、
行かないままになっていたから、
今日聴きに行くのは
良い機会かも?と。
 
でも、さすがに疲れていて、
ロマンスカーも予約して、
さっきまで帰る気満々だったので、

新宿まで迷っていたが…

やっぱ行くことにして、
中央線に乗り換え。

もともと今日は帰りが遅いので、
娘に、Kit Oisixでの夕食作りも頼んであったし、

最近疲れやすくて、
エネルギーが低いので、
久しぶりの短歌絶叫ライブで、
元気を出そう、などとも思い、

開始から30分遅れだけど、
久しぶりの吉祥寺曼荼羅、福島泰樹短歌絶叫ライブに行ってみた。


いや〜懐かしい!




写真はライブ後だけど。

福島泰樹は、

中原中也、
全共闘に参加した学生達、
若い肉体労働者、
ボクサー、
などの生き様を、

彼らが残した詩や短歌などを咀嚼して、

自らの短歌として絶叫する。


魂に語りかけてくる、
なかなかすごみのあるステージで、

20代後半のわたしには衝撃的だった。


その衝撃が、久々に蘇ってくる…

変わらないなあー

あーこの詩も懐かしい…よく聴いたなあ…

福島さん、おんとし75歳!

しかし、若い!


ビール飲みながら、言葉がしみてくる。


頑張って来てよかった…


そして、

初めて聴くシリーズは、

東アジア反日武装戦線、連続企業爆破事件の犯人で、死刑囚だった、大道寺将司について。

この人は、獄中で、俳人となり、句集も出していたそう。

で、去年、亡くなったそうで、

病名が、なんと多発性骨髄腫‼️


刻々と語る福島さんの語りの中から、

突如、多発性骨髄腫、という言葉が飛び込んで来て、

わたしはビックリ‼️

ひえ〜

よりによって、こんなところでも、
この病名を耳にするとは‼️


一応、元気をもらいにやって来た私だったけど、

あらためて、

福島さんの歌というのは、

死者達への、切々たるオマージュで占められている、と感じた。

特に、若くして、志半ばで、または、絶望して亡くなった人達への。

そんな福島さんの歌には、

でも、暗い影より、なにか渇望感というか、

逆に生きるエネルギーみたいのが、感じられて、

わたしは好きだったし、

今もやっぱいいなあと思う。


大道寺将司氏は、
2010年に多発性骨髄腫を患い、治療を受けながら収監先の東京拘置所で昨年5月亡くなったとのこと。


https://ja.m.wikipedia.org/wiki/大道寺将司



どのような治療を受けていたのかなあ?
と気になる。

句集も読みたくなってしまった。



福島さんに、
ライブの後、挨拶。

20年ぶりに来ました!と。
いやー懐かしかったです、
すごくよかったです。

以前も来てくれたことあるよね?
話したことあるよね、何か記憶にあるよ、
と言われた💦

そして、大道寺将司さんと同じ病気なんで、
今日はビックリしました!と
話した。

それはそれは、どうぞお大事に…!と。




この後、

腐れ縁の友達と、しばし、ライブ後のバーとなった曼荼羅で、ビールを傾ける。

20年の歳月を振り返りながら…

ついつい…

飲み過ぎてしまった💦