相手を思いやれず、体調を崩させたことは

私が異動することで解決したようですが、

私には、まだ2つの問題が残っています。

 

1つめは、

犯罪者扱いを受けたことで、気持ちの整理ができないこと

2つめは、

相手を巻き込むようになった問題のプログラムをどうするのか

 

 

個室での事情聴取を受けた際に、

擬似職場を設定する部署に2人がいる為、

部署を異動する場合の一般論をスタッフが持ち出し、

迷惑をかけられた相手の相談を『被害届』と言い、

『被害を受けた人』を動かすのではなく、

『危害を加えた人』を動かすのが一般的だ、と言われました。

 

いくら一般論だとしても、

ここは精神科病院に併設するデイケアです。

色んな症状を持ち、色々な悩みを持つ患者さんたちが、

復職に向けてどうすればいいのか、勉強しています。

当たり前ですが、スタッフは患者への接し方や言動の配慮にも

注意しないといけないと思います。

 

私は相手には迷惑はかけましたが、危害を加えた覚えはなく、

刑事ドラマの観過ぎなのでしょうか、

個室+事情聴取+危害を加えた=犯罪者扱い?を連想し、

配慮に欠けるスタッフの心ない言動で、

その場にいたたたまれず恐怖を覚えたことを黙っていられず、

事情聴取したスタッフに電話越しに穏やかに伝えました。

数日経過しているので、少し落ち着きは取り戻せてはいました。

 

すると、「私はそんなことは言ってはいません」と

案の定否定されました。想定内です。

 

どこのデイケアでもそうだと思いますが、

個別面談や事情聴取の際に、

スタッフは患者が発言した内容を必ずメモします。

 

メモと録音をするデイケアがあれば別ですが、

当然スタッフ側は、自身が発言したことはメモはしませんので、

言った言わないのいたちごっこになります。

 

私が余りにも譲らないので、折れるしかなかったのでしょう、

「私の言動に不快な思いをさせてしまったのなら、

申し訳なかったと思います」

私も頑固ですが、このスタッフも頑固なのでしょう、続けて、

「私たちスタッフは、

ここにいる皆さんを『患者さん』だと思って接しています」

と言ったのです。

 

は~ぁ!?

患者だと思っているのなら、あんな心ない言い方はしないでしょ!!

と、口から出そうになり、揉めてはならないと、ぐっと飲み込みました。

 

頑固なスタッフからの『申し訳なかった』の言葉を聞けたので、

少し気持ちは収まりましたが、いまだに通所できないくらいですから、

相当な精神的ダメージを受けたのでしょう。

まだ傷口は癒えず残っています。

少なくとも今週いっぱいは・・・時間がかかりそうです。。。