仕事で嫌なことがあった時
私は1冊のノートを開く。
一見どこにでもあるような
主婦が献立でもメモしていそうな
そのノートに
私は思いつく限りの汚い言葉を書き殴る。
「死ね」や「うざい」では到底足りない。
四肢をもいでもまだ足りない。
中世ヨーロッパの残虐な処刑方法などを参照して
ようやく私は満足し
そいつをこらしめるのだ。
思想・良心の自由が認められている現代日本において
最も効率的なストレス発散方法だなと、確信している。
画力があれば、この悔しさを漫画として昇華できるのに。
語彙力があれば、小説として。
歌がうまけりゃ曲にして。
怒りは原動力であるとは、よく言ったものだ。
そうやって文化は発展してきたのだろうか。