天国と地獄


という
TBS で日曜日の21時から放送されている
ドラマを毎週見ている。


綾瀬はるかさん演じる警察官と
高橋一生さん演じる殺人犯の
互いの意識が入れ替わってしまう
という内容だ。


随分前に、邦画で


「転校生」


というのがあった。


両者が入れ替わってしまうストーリーは  
ハモンド家の秘密、など、
ハリウッド映画でもある。


この手のドタバタコメディは
とにかく愉快だが、
殺人犯と入れ替わるなんてのは
最悪の展開だ。


この世界は幻想なのに
そんなハプニングやアクシデントは
実際にはまず起きる事はない。


ただし多重人格障害の場合、
主人格以外の人格は
“他人の魂が憑依している”場合がある、
という話を、
米国の霊能者さんが
本に書いていたのを
読んだことがある。


殆どの多重人格障害の方の多くは
精神科や心療内科を訪ねるが、
そこで
どうしても改善しない患者が
出たりする。


するとその担当医が
米国の霊能者の女性に
連絡をしてきて、
患者を送り込んでくるのだそう。


その霊能者の説明では、
人は
潜在意識
顕在意識
二重構造になっていて、
どちらに霊障があるのかを 
まず見極める。


何者かの霊に
“潜在意識”を乗っ取られた場合は、
潜在意識は“記憶”を担当しているから、
人格の数だけ別の記憶が増える。


だから


“別の人格”になりきっている時に
自分が取った行動については、
主人格やその他の人格には
“記憶が無い”


というゾッとする展開に
なるのだとか。


これは国内のテレビでも
同様の内容を放送したのを
見たことがある。


日に日に預金額が
勝手に引き出されているのを
不審に思った女性が、
銀行で調べてみたら、
確かに本人が防犯カメラに映っていて、
結局当人が“無自覚”なまま
“多重人格障害”になっており、
引き出しは
当人の“別人格”の仕業だった事が
判明していた。


このケースの場合、
例の霊能者によれば、
記憶が無いわけだから


「潜在意識を乗っ取られてしまっている」


というケースなのだろうか?


変わって“顕在意識”が
他の霊に乗っ取られた場合は、
記憶は一つしかなく、
別人格が出てきた時は、単に
本人の喋る内容が突如
“支離滅裂”になるのだとか。


医療従事者にこの話をすると、


「多重人格障害はれっきとした
脳の病気で、霊障ではない!」


と言われた事があるが、
“多重人格障害”
で検索すると、
霊障のような状態と
そうでない状態、
二種類の可能性があるのだと
書いてある、
医療系のサイトが出てきたりする。


この多重人格障害の成り立ちは
この世界を作ったエゴの分離に似ている。


エゴは、


“自分が神を裏切った事を赦せない”


という誤った思い込みから、
自分で自分を罰する為に
自分を分離させて
たくさんの自分を作り、
多くの人類が生まれた。


多重人格障害が起きる時は、
患者は大抵何かしら
“体罰”のような大きな虐待的苦痛を
長期間に渡って味わう経験がある。


そのあまりの辛さに
主人格が逃げ出したところへ、
別人格が入り込む。


結局その別人格も耐えきれず、
また逃げ出し、
更にそこに別の人格が入り込む、


これを繰り返して
多重人格障害者になってしまう、


というパターンで、
これに該当する人を
私は三人ほど知っている。


やはり皆、子どもの頃に
凄絶な虐待を受けている。


起きてしまった事は変えられず、
今やれるのは赦す事だけだが、
想像を絶する辛い記憶であるはずだから
とても本人に


“赦せばいいんだよ”


なんて事を気安く言えない。


昔は何もしてあげられない無力感に
苛まれたものだが、
今は違う。


やれる人が
彼らの代わりに赦す事で、
ほんの少しずつでも
彼らの中のエゴが解体し始め、
心穏やかに過ごせるようになって、
いつか本人が
自分で赦す事が出来るようになったら、
エゴの完全解体の日も近付くだろう。


実は私にも似たような覚えがあるので
それについて、
次回書いていこうと思う。