クリスタルヒーリングが始まった。


深く息を吸って腹式呼吸を始めた。

すると脳裏にとある景色が映った。


✳✳✳以下はこの日、私がヒーリングの最中に見た
   映像とストーリーである。


私はオリエント急行のような電車に独りで乗っていた。
他に乗客数人がいた。


車窓の景色は自然に囲まれていて、
心地よい雰囲気を醸し出していた。


ふと、とある駅に到着した時、
何故かそこで降りないといけない気がして
降りてホームでそのまま待っていたら
後から蒸気機関車のような列車が走ってきた。


その蒸気機関車が目の前で停まり、
私は乗り込んだ。


しばらく走るとまた別の駅につき、
私はホームに降り立った。


ふと画面が変わり、次のシーンに移った。


そこは、中世のヨーロッパのようなところで、
屋外の建物に囲まれた大広場にいて、
私は人よりだいぶ高い位置から
人々を見下ろしていて、
広場の人々は逆に私達を見上げていた。


なんと私は何名かの人と一緒にそこで磔にされていた。


広場のそばにある建物の上階から
1人の男性が見下ろしていて、
私はどうやらその人の身代わりに
磔刑になったらしかった。


ふと私の意識がヒーラーの先生に向いたので、
順を追って映像のストーリーを説明した。


先生は、ただ『はい』と返事しただけだった。


やがて私は焼かれてしまい、
その前世で他界するシーンを見た。


その後、急に光のトンネルをくぐって、
光の世界に戻った。


この日のこの衝撃的な映像に関して、
後日、驚くべき事実があった。


トム·ハンクス主演の

ダヴィンチ·コード

という映画を観ていた時の事。


途中で『魔女狩り』のシーンが出て来た時、
私ははっと息を飲んだ。


そのシーンでは
魔女狩りが行われた場所で
回りを見渡すようなカメラワークの映像が流れる。

その風景が、
私が磔刑に遭った広場で見た映像と
丸々同じだったのだ。


やはりあの場所が魔女狩りの磔刑場所で、
私は前世のどこかにおいて
あの場所で無念の死を遂げたのだろうか?

(続く)