そもそも何故自分が
こんなにもうまくいかないのか
そこが知りたかった。
あの頭のおかしい母の元に生まれていなければ、
人生はずいぶん違っていたはずだ。
学校でも、社会人になっても、
そして結婚してからも、
母の騒動に振り回された。
子どもが生まれてからも、
母から頻繁に電話がかかってきていた。
その事でも私は散々悩んでいた。
娘が成長していくにつれ、やんちゃになってきたが、
黙って見守ってくれたら懐いてくれるのに、
娘を連れていくと、母は容赦なく孫を叱り続けた。
だから娘は私の母が苦手で、会いに行くことを
泣いて嫌がるようにまでなってしまった。
やがて次女が生まれたが、さらに試練が重なった。
次女は"膝関節亜脱臼"という状態で生まれた。
右膝が、鶏の脚のように、
前側に傾くように生まれてきたのだ。
原因は不明で、
1万人に7人の割合で生まれるらしい。
しかし病院に連れていったら何てことはなく、
3週間ほどギプスの装着をしたら普通の膝になり、
ちゃんと後ろ側に曲がるようになった。
それなのにこの問題発生がまたまずかった。
途端に母の古傷がうずき始めたのだ。
母の長男は、生後三ヶ月で病死しているが、
亡くなるタイミングが病院の転院後だった為、
病院が変わった為に弟は亡くなったと
母は完全に思い込んでいた。
母の苦悩は私には図り知れず、同情に値するが、
だからと言って、
『病院に入院させたら、
孫が病院に殺されてしまいますーーー💢😠💢』
と義母に電話口でギャーギャーまくし立てるのは
頼むから勘弁してもらいたい。
母に好き勝手やらせていたら、
私は夫に更に嫌われて、愛想をつかして
離婚されてしまう。。。。。
しかもそれだけでは
母の気持ちは治まらなかった。
『孫の脚がこうなったのは、
孫があなたのお腹にいるときに、
重い椅子の背もたれを
あなたのお腹で押していたからよ💢😠💢』
と、
『孫がこうなったのは、
あなたのせいよ💢😠💢』
と原因の矛先を私に向けてきた。
幸い次女の脚は結果的には事なきを得たが、
生まれてきたとき最初に目にした時から
無事に本来の膝になった時までは
気が気ではなかった。
一番傷ついているのは、
産んだ張本人の母親である"私"だという事くらい、
想像出来る人であってほしかった。
そして、優しく
『たまたまこうなっただけよ。
決してあなたのせいじゃないわ』
と、優しく抱き締めて
寄り添ってほしいところなのに、
娘をひたすら理不尽な理由をつけて
責め立てるとは、
実母のリアクションとしていかがなものか。
二人目の出産で疲れきっている中、
やっぱり夫を不機嫌にさせてしまい、
長女の心を傷つけてしまったまま、
次女の育児に追われ、
母から傷つけられ続け、
私はクタクタに疲れはてた。
例えて言うなら、
川で次女が溺れないように
必死に支えながら泳いでいる横で、
溺れかかった夫と長女がしがみついてきて、
そこを母が上から力ずくで
私を水の中へ
押し込めようとしているようなものだった。
その状態で、私は夫と長女と次女の三人を連れて
無事に川岸まで
泳ぎ着かなくてはならない。
そんなの無理に決まってる。
これが続くなら、いつか必ず限界が来て
全員が溺れ死ぬのをただ待つばかりだ。
何とかしなきゃならないのは分かっていたが、
どうすればいいのか、検討もつかなかった。