母との辛い境遇のフラッシュバックが続いて、
私は精神的にそうとう参っていた。
毎日泣き暮らしていた私は、
その気持ちを何とか払拭したくて、
瞑想を始めた。
ある日、瞑想をしていたら、
1才くらいの可愛らしい女の子が目の前に現れた。
髪の毛がクリンクリンのクセっ毛で、
ニコニコ笑顔で座っていた。
私達夫婦は二人とも直毛だが、
その後出産した長女はクセっ毛だった。
そして、ちょうど1才くらいの頃、
瞑想中に現れた時と同じ姿をしていた。
たまに胎動ごっこもして遊んだ。
妊娠5ヶ月頃、
"あなたは女の子ですか?"
と質問してみたら、
コロン
と一回お腹の中で蹴ってくれた。
"今年の年末ジャンボ宝くじは当たりますか?"
と聞いたら、
シーンとしていて、やっぱりハズレた。
パパが帰ってくる時間を
当てることもあったりして、
かなり遊べた。
我が子がお腹の中にいるときも、
コミュニケーションが取れる。
独りぼっちじゃないんだと、
喜びが込み上げてきた。
ある日の瞑想中に、また娘が出てきて、
『私はママとおばあちゃんが仲直りする為に
生まれてくるんだよ(*^^*)』
と話してくれた。
母と私が、私の子どもがきっかけになって
仲が良くなることは私も期待したいところだ。
瞑想を続けてきたお陰で、
最後の最後は穏やかな気持ちになれたが、
それは出産2週間前くらい前のこと。
妊娠期間中のほとんどが
ブルーな気分や悲しい気持ちでいっぱいだった。
実は後々これがとんでもない事態を
引き起こすことになるが、
この時はそんなことは知るよしもなかった。
そしてもうひとつ。
本当の試練は出産後から始まることも知らずに、
出産までの2週間を
嵐の前の静けさの如く、私は幸せに過ごした。