社会人になってから、
毎日必ず母から会社に電話がきた。
そんな人は同僚の中には
(私の他には)一人もいなかった。
途中からポケットベルというものが
世の中に登場してからは
ポケットベルを鳴らしてもらうようにしたが、
すぐに折り返し電話をしないと
あっという間に母が職場に電話をかけてくる。
今時のLINEのように、母は、
"(私に対して)伝えたいことが浮かんだら"
すぐに私に電話をかけてくるのだ。
ポケットベルが鳴って母から呼び出しがあれば、
一目散に公衆電話に駆け寄り
母に折り返し電話をかけに行かなければならなかった。
どこの職場に勤務しても、
母の変人ぶりは有名になって、
私はいつも恥をかいていた。
早く結婚して専業主婦になりたい。
子どもの頃から絶対服従をしいられ、
母は思う通りに物事を動かそうとして、
私のメンタルは限界だった。
最後に勤務した会社の時は、
とうとう職場の連絡先を母に伝えるのをやめた。
母は怒り狂ってあちこちに電話をしまくり、
"りおんの職場の連絡先を知らないか?"
と尋ねて回ったが、
私は誰にも教えなかったので、
最後の職場の勤務中はゆっくり出来た。
やがて私は将来を委ねる事が出来る、
唯一無二の男性と出逢えた。
私は結婚相手を真剣に探していたとき、
引き寄せの法則を発動させた。
スタイルが良く、知的で、社会的能力の高い人。
そして何よりも私だけを見てくれる人。
そういう人に出会えるまでは‼
絶対に妥協しない!!!!!!!
そう心に誓った。
人の想念は侮れない。
私はその通りの人と出逢い、
付き合い始めたのだ。